“脱メタボ弁当”編集部でも食べてみた誠 Weekly Access Top10(2008年1月25日〜1月31日):

» 2008年02月04日 20時55分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「すぐ温まる便座”などが受賞、第18回省エネ大賞」となった。トイレといえば大丸東京店の記事「男子トイレの女子化が進む?――激変・平成トイレ事情」を思い出す。

 大丸東京店の男子トイレは大のように見えて、実は扉がないのだ。つまり小の“半個室”で、実際に用を足してみると心地よい閉塞感を感じたのだが、後から来た男性が背後でウロウロされたため、妙に不安な気持ちに陥った話であった。

大丸東京店の男子トイレ

発表会の席で“脱メタボ弁当”を試食

 ところで1月30日に、サークルKサンクスとオールアバウトのコラボ商品の発表会に行ってきた。商品の総合監修を務めた人が説明をしている間、記者は新商品の“脱メタボ弁当”をもぐもぐ。発表会という公式な場でありながら、弁当を前にした記者は食欲に負け、“試食会”を始めてしまったのだ。

 試食会が終わり……否、発表会が終わり、山のように積まれた新商品を眺めていた記者。よほど「食べたいなあ〜」というオーラが出ていたのだろう、サークルKサンクスの担当者が近づいてきて「おみやげにどうですか?」と勧めてくれた。内心「やったーっ!!」と思いながら、「ありがとうございます。それでは編集部で試食をさせていただきます」とお礼を言って、たくさんのお弁当を詰めてもらったのだ。

編集部の2人が試食

 数カ月前から「低炭水化物(ローカーボ)ダイエット」を実行しているBiz.ID編集部のT記者。大好きな麺類を止めているはずだが、「坦々麺」を手にした。胡麻風味のソースに唐辛子の辛味を加えたスープだが、「味は普通に辛くて、440円なら妥当かな」という評価。また「量はちょっと足りない感じで腹6〜7分目。まあ、それでも許容範囲かな」とも。

 またこの坦々麺は、温めた後に中のシートを外して食べなければならない。しかし「シートを外して食べることを、小さな字で書いてあるので分からなかった。さらにフタが赤色で、小さな字も赤色なので、初めて食べる人は気付かないかも」というコメントも出ていた。

温野菜(バーニャカウダ風)
坦々麺

 オールアバウトの人から「女性には『温野菜(バーニャカウダ風)』がお勧めですよ」と聞いていたので、これを女性のY記者に食べてもらった。試食をした感想は「野菜がゴロッと大きくてなかなかおいしい!」とのこと。しかし「コンビニ弁当を買う男の人に、バーニャカウダといって通じるの? あと、実際に食べると満腹感はあったけど、見た目がコンパクトなので、『こんなに小さいのに340円かー』と思われるかも」と話していた。

 記者は発表会の席で「鶏肉とカシューナッツの辛味仕立て弁当」(500円)を昼食代わりに食べ、その後クリームパンを1つ。さらに晩御飯も脱メタボの「豚しょうが焼き弁当」(500円)を口に入れた。その日の摂取カロリーは約1700キロカロリーに収まり、一般的な成人男性の摂取カロリー1800〜2200キロカロリーを下回った。

 数年後には40歳を迎える記者は新陳代謝が悪いようで、3食きちんと食べると太ってしまう。この日は朝食を抜いたものの、昼と晩の弁当は完食。通常、弁当2つを食べると、翌朝のベルトはややきつくなる。しかしこの日の朝、相変わらず脂肪の付いた腹は出ていたが、いくぶんマシなような気がした。

 その後、記者の腹はチョイリバウンドで、また出てきたようだ。2月5日から販売される脱メタボ弁当が楽しみである。

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