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「機能とスタイルの絶妙なコンビネーション」

美味いコーヒーを飲むために、徹底的に家電にこだわる。こういう努力を惜しんでいけない。朝食は健康維持のためだけでなく、香り高いコーヒーや気に入りの具をはさんだホットサンドが、1日の肉体的・精神的な支えになることは多い。忙しい時間を有効に過ごすために考えられた実用性と、それを象徴するシンプルなデザイン。機能とスタイルが絶妙にマッチしたキッチンウェアなら、新たなチャレンジ・スピリットもみなぎるだろう。

デバイスタイル

コーヒーメーカーやワインセラーでは、国内有数のメーカー。国産家電にはない斬新なデザインと機能を盛り込み、価格とのバランスを極限まで追求しているのが特徴だ。創業4年の若いメーカーだが、その企画力とビジネスセンスは注目に値する。



マグコーヒーメーカー

ステンレスの輝きが印象的なコーヒーメーカー。シャワー式の深蒸しドリップにより、少量でも美味しく抽出できるのが特徴だ。マグカップへダイレクトにドリップするので、抽出後はそのままカップを外してコーヒーを愉しめる。真空二重構造のマグカップは淹れたての味を温かいままキープでき、ヒーティング保温とは違ってコーヒーを煮詰めることがない。フィルターには繰り返し使えるパーマネントフィルターを採用し、最新のデザイン家電らしくエコ&ローコストを両立している。容量380ccのマグカップはクルマのカップホルダーにぴったり納まるサイズで、しかも飲み口専用の蓋を付属。自動車通勤なら車内に持ち込んで、通勤途中にゆったりとコーヒータイムを愉しめる。本体は一度に3杯分の抽出可能だ。

デバイスタイル 
ブルーノパッソサーモ 
マグコーヒーメーカー「CA-3S」
オープン価格(実勢価格1万3000円前後)



ビタントニオ

ビタントニオの歴史は100年に及ぶ。創業は、手動式パスタメーカーを製造・販売した1906年。その後は様々な調理器具を開発し、1950年代にはアメリカからヨーロッパ、中南米、南アフリカなどに販路を拡大。メタリックシルバーとブラックを基調にしたクラシカルなデザインは「インテリアにもなる家電」といわれるほど完成度が高い。米国の有名業界誌で同社のワッフルメーカーがトップランクと賞賛されるなど、機能性も高く評価されている。現在は同社のコンセプトを引き継いだ“日本ブランド”となっている。



ビタントニオコーヒーメーカー

インテリアをモノトーンでまとめた部屋にマッチする、どちらかといえば精悍で男っぽい印象のコーヒーメーカー。一瞥するとポット部分は樹脂のようだが、あえて黒い焼き付け塗装を施したステンレス製。このこだわりがコーヒーの味わいを引き立てる。真空二層構造のポットは保温・保冷能力に優れ、長時間の保温によってコーヒーが煮詰まってしまう心配がない。ボディはコンパクトなサイズだが、一度に8杯分を抽出できる大容量で、パーティーやオフィスでの使用にも対応。あらかじめ氷をいれて濃い目のコーヒーを抽出すれば、アイスコーヒーも愉しめる。

ビタントニオコーヒーメーカー「V2-CD」
定価1万1550円



ブレンダー ワッフル&ホットサンドメーカー

緊張の連続で体力的に精神的にも消耗するビジネスマンにとって、健康はなにより重要。ビタミンやミネラルは効率よく摂取したい。そこで紹介したいのが、果物や野菜のフレッシュジュースを手軽に作れるスタイリッシュなブレンダー。搭載する400ワットの強力モーターにより、野菜や果物をスピーディに粉砕。食品といっしょに氷もクラッシュでき、スムージーを愉しむこともできる。モーターベースの大きなスイッチで回転速度は低速と高速に切り替えられ、スイッチをひねっている時間だけブレードが回転するパルス機能も装備。ボトル部分は1.4リットルの大容量で、一度に8人分のジュースやスープを作れる。流れるようなラインが美しいボディはアルミダイキャスト製だ。

体力維持と健康のために、朝食はしっかり取りたい。そんなビジネスマンには、食事のバリエーションを広げるワッフル&ホットサンドメーカーがおすすめだ。これ1台でワッフルとホットサンドが作れ、お餅も焼ける。電源を入れ、予熱が完了するとオレンジのランプが点灯。生地を流し込むタイミングを視覚的に知らせてくれるので、ルーズな男の料理でも不安が少ない。本体はブラック塗装のスチール製で、プレートはアルミ合金。着脱式のプレートはフッ素樹脂加工が施され、手入れが簡単なのも男料理にふさわしい。少しだけ手間をかけて作る朝食は、ファストフードやシリアルでは決して味わえない満足感を得られるはずだ。

ビタントニオブレンダー「V2-MB」
定価1万2600円

ビタントニオワッフル&ホットサンドメーカー
「V2-WS」
定価8925円

このページに関するお問い合わせ先

デバイスタイル http://www.devicestyle.co.jp/
三栄コーポレーション http://www.sekai-kaden.com/vitantonio/

WRITER/津島 孝

PHOTO/香野 寛