ファウンドリーネットワークス、エンタープライズモビリティソリューションを発表

» 2007年03月01日 23時19分 公開
[ITmedia]

 Foundry Networksは、IronPoint Mobilityポートフォリオの新製品「IronPoint Mobility RS4000ラジオ スイッチ」「IronPoint Mobility AP150」を発表した。

 IronPoint Mobilityは、無線環境への展開に伴うコストの削減や無線LAN インフラのセキュリティ強化に対応する製品。IronPoint Mobility RS4000ラジオ スイッチは、教室や講堂、公会堂、カンファレンス センター、劇場などワイヤレスユーザーが利用する施設などの環境に理想的なソリューション。クライアントごとに無線帯域幅を動的に確保することで、超高密度環境および統合された高品質のモバイル音声/データ展開をサポートする。広帯域アンテナは全方向と指向性の両方の構成をサポートしており、最大256クライアントに対応する。

 「IronPoint Mobility AP150」は、IEEE 802.11 a/b/g環境をサポートするデュアル ラジオ、3モードアクセスポイントで、自動で自己検出/構成を行うと共に、接続している無線機器のロードバランスをインテリジェントに実行する。IronPoint Mobility Controllerの中央管理下において、同じラジオチャネルで複数のAP150ユニットを稼動できる単一チャネル展開をサポート。不正APの検出および不正アクセス防止のためのスタンドアロンのセンサーと共に、専用のアクセスポイント展開を考えている顧客に最適なソリューションを提供するという。

 また今回、IronPoint Wireless Location Managerアプリケーションも強化された。リアルタイムのビジュアルRFマッピング、自動ロケーション レポート、ネットワーク アクセス管理機能など、ワイヤレスLANインフラストラクチャのトータルな管理を実現するネットワーク ビジュアル化機能と、ロケーション ベースのアクセスコントロール環境が提供される。

 IronPoint Mobility RS4000、IronPoint Mobility AP150およびIronPoint Wireless Location Manager v2.02は、本年4月に出荷が開始される予定だ。参考価格はIronPoint Mobility RS4000が27万4000円から、IronPoint Mobility Series AP150が6万9000円、IronPoint Wireless Location Managerが102万9000円。

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