ドコモ、「taspo」にFOMA通信モジュールやネットワークインフラを提供

» 2006年10月26日 22時21分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは10月26日、NTTデータやNECトーキン、大日本印刷、トッパン・フォームズ、トランスコスモス、日立製作所、ベルシステム24の7社と協同で、日本たばこ協会が取り組む「taspo」システムの構築と運用に携わると発表した。

 taspoシステムは、日本たばこ協会、全国たばこ販売協同組合連合会、日本自動販売機工業会が2008年からの本格運用を予定している、たばこ自動販売機の成人識別用非接触ICカードシステムだ(10月25日の記事参照)。未成年者のたばこ購入防止を目的としたシステムだが、プリペイド型電子マネー機能も備える。

 ドコモは自動販売機に設置するFOMA通信モジュールとFOMAのネットワークインフラを全国で提供する。また通信の安全性を高めるための認証設備や、自販機の設定などを行うための情報端末もドコモが提供する。

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