ソニエリ、ウォークマン携帯新モデルなど5機種発表

» 2006年05月18日 18時27分 公開
[ITmedia]

 Sony Ericssonは5月18日、ウォークマン携帯新モデルを含む新しい携帯電話5機種を発表した。

 1つ目はウォークマン携帯の新モデル「W710」。モーションセンサーとフィットネスアプリケーションを搭載したスポーツモデルで、ユーザーの走るスピード、距離、時間、歩数を測る。2メガピクセルカメラやFMラジオも搭載する。

 「Performance Graphite」「Hatha Violet」の2色が提供され、512MバイトのメモリースティックMICROが付属する。最高で1Gバイトのメモリカードに対応する。

 内蔵のラジオ機能、あるいは自宅や車のラジオで音楽を聴いている時に気になった曲のタイトルとアーティストを簡単に見つけられるTrackID機能もある。この機能はGracenoteのMobile MusicIDをベースにしており、マイクあるいは内蔵FMラジオを介して数秒間曲を録音し、それをGracenoteの音楽データベースに送ると、その曲が特定されてW710に楽曲情報が送られてくる。

 W710はクアッドバンドEDGE/GPRS対応で、第3四半期にEMEA(欧州、中東、アフリカ)、米国、中国で発売予定。

Performance Graphite(左)とHatha Violet

 もう1つの新しいウォークマン携帯は同社初のスライド式GSM/UMTS端末「W850」。音楽サービスから直接音楽をダウンロードでき、1GバイトのメモリースティックPRO Duoが付属する(最大4Gバイトの容量に対応)。音楽のリズムに合わせてコントロールキーがライトアップされる「heartbeat illumination」機能も搭載する。

 W710と同じく2メガピクセルカメラ、FMラジオ、TrackID機能を搭載。「Precious Black」「Golden White」の2色が提供され、通信方式はUMTS 2100およびトライバンドGPRS 900/1800/1900。第3四半期にEMEA地域で発売される予定だ。

Precious Black(左)とGolden White

 残る3つの新端末はフルブラウザ搭載の「Z710」「Z550」、タッチスクリーン搭載の「M608c」。

 Z710はビジネス用途に適した端末で、プッシュ型電子メールやRSSフィードに対応し、ニュースや交通情報を直接端末で受け取れる。ACCESSのフルブラウザ「NetFront」を搭載するほか、USB 2.0をサポートし、PCとの同期化ツールも付属する。2メガピクセルカメラやメディア再生機能も搭載する。

 「Twilight Black」「Metallic Sand」の2色が提供され、通信方式はクアッドバンドEDGE/GPRS。第3四半期にEMEA、米国、中国で出荷開始される予定。

Twilight Black(左)とMetallic Sand

 Z550はメタリックなボディカラーで1.3メガピクセルカメラ、フルブラウザを搭載する。通信方式はトライバンドGPRS 900/1800/1900。「Sterling Black」「Pearl Copper」の2色が提供され、第3四半期にEMEA、アジア太平洋地域、中国で出荷開始される。

Sterling Black(左)とPearl Copper

 「M608c」は先に発表された「M600」の中国向けバージョン。厚さ15ミリのスリムストレート端末で、タッチスクリーンと中国語の手書き認識機能を備える。Symbian OS 9.1とUIQ 3.0を基盤とし、プッシュ型電子メールアプリケーション、リモート同期化などの機能を提供する。

 通信方式はトライバンドGPRS 900/1800/1900MHz。「Granite Black」「Crystal White」の2色が提供され、第3四半期に中国で発売される。

Granite Black(左)とCrystal White

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