米国の携帯通話品質、2年連続改善

» 2006年03月17日 08時24分 公開
[ITmedia]

 J.D. Power and Associatesがまとめた調査によると、米国で携帯電話の通話の質に関する問題は2年連続減少し、100通話当たりの問題報告件数は2003年の調査開始以来最低となった。

 この調査は携帯電話ユーザー2万3368人を対象に実施し、通話の途切れ、干渉、音声の乱れ、留守番電話やテキストメッセージ受信連絡の遅れといった問題の発生状況を調べた。

 このうち1つでも問題があった通話の件数は2006年報告で100件中24件となり、2005年の26件から減少。2004年の30件と比べても減少している。通話の途切れや中断は2005年比で15%減少、音声の乱れは25%減少した。

 キャリア別の評価は米国内6地域中、T-Mobileが3地域、Verizon Wirelessが3地域で最高ランクを獲得(うち1地域はタイ)。残る1地域はUS Cellularが最高評価を獲得した。

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