次世代FeliCaカードを採用した「FeliCa PKI Option」の販売を開始

» 2006年03月08日 11時59分 公開
[ITmedia]

 ソニーブロードバンドソリューションは3月7日、次世代FeliCaカードを採用した「FeliCa PKI Option」の販売開始を発表した。

 「FeliCa PKI Option」は、次世代FeliCaカード内に電子証明書を格納しており、FeliCaインタフェースから接触部の電子証明書などにアクセスできる。カード内の電子証明書とPINを組み合わせた、Windowsスマートカードログオン機能による本人認証が行える。

 また入退出管理、ID認証プリンタ、ID認証電子錠ロッカーなどのリアル環境と、電子証明書を利用したPCログオン認証、ネットワーク認証などのサイバー環境での複数の業務アプリケーションのセキュリティ管理を一元化することができる。

 「FeliCa PKI Option」の参考価格は1〜99ユーザーで1ユーザーにつき1万6000円から、100〜199ユーザーでは1万2500円から、200〜499ユーザーでは1万2000円から、500ユーザー以上では1万1000円から。4月1日から販売を始める。

 なお「FeliCa PKI Option」は、3月7日から10日まで東京ビッグサイトで開催中の「IC CARD WORLD 2006」に出展している。

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