気付かなかった自分の関心に気付く方法3分LifeHacking

仕事で疲れてモチベーションが低下すると、「プチうつ」状態になって、何にも興味を持てなくなることがある。そんな風に思っている人に試してほしいのが、Googleを使った方法だ。

» 2007年12月07日 23時59分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 最近、筆者の周辺でよく聞くのが「最近、何にも興味を持てなくなった」というご意見。仕事で疲れてモチベーションが低下すると、「プチうつ」状態になって、何にも興味を持てなくなることがある。

 そんな疲れた人に限って、休日に癒してくれる恋人もいなかったり、ストレスを発散させる趣味もなかったりする。心配になった友人が遊びに誘ったり、オススメの本や映画を教えても、人から薦められたものには何となく腰が引けて、結局引きこもりの休日をすごすハメに――。こうして、どんどん疲弊していくというわけだ。

 人から薦められてもダメなら、自分自身の行動の結果であれば受け入れるのではないか。そんなふうに思っている人に試してほしいのが、Googleの検索履歴だ。

 Googleアカウントでログインした状態で、Googleの検索を利用すると、検索結果を統計情報として後から振り返ることができる。この統計情報を活用して、検索履歴から自分が関心を持つであろうものを調べるのだ。

 やり方は簡単。まずGoogleで適当に検索し、検索結果の画面右上から「ウェブ履歴」をクリック。すると今日の履歴を表示するので、左側にある「関心のあるアイテム」を選択しよう。


 検索履歴から分かるのは、関連がありそうな検索キーワード、Webページ、動画、Googleガジェットの4種類。筆者の場合、検索キーワードの1位は「perl on rails」。確かに「Ruby on Rails」を何度か調べたから、ある程度納得。でも今のところ、強烈に関心があるわけではない。2位は「ケンタッキー」。ケンタッキーフライドチキンのことであれば、Newsで話題になっているからだろうか。とはいえケンタッキーと表示された途端、不思議と「食べたいかも」と思い始めた。意外と“当たってる”かもしれない。

 精度がすごく高いわけではないが、意外なところを突いてくる。意識していなかった関心に気付くこともありそうだ。何事にも興味を持てなくなってしまった人は、自分自身の検索履歴に問いかけてみるといいのではないだろうか。

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Googleの検索履歴を活用する Googleで適当に検索し、検索結果の画面右上から「ウェブ履歴」をクリック。すると今日の履歴を表示するので、左側にある「関心のあるアイテム」を選択しよう

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