カシオ、GPS対応のG-SHOCKや最上位モデル「MR-G」のバーゼルスペシャルを発表BASEL WORLD 2015

» 2015年03月24日 12時46分 公開
[Business Media 誠]

 スイス・バーゼルで3月19日に開幕した時計や宝飾の見本市「バーゼルワールド」。カシオ計算機は本展示会で、G-SHOCKやOCEANUSのバーゼルスペシャルモデルを出品した。

宇宙から見た夜の地球を表現したOCEANUS

OCW-G1000S

 フルメタル電波ソーラーウォッチOCEANUSの新製品として発表されたのが「OCW-G1000S」。宇宙空間で神秘的な輝きを放つ地球をイメージしたモデルで、世界限定300個で販売される。

 ベースモデルとなっているのは「OCW-G1000」。インダイヤルや4時側のボタンにゴールドを採用。また、デザインのポイントになっている大きな12時のローマ時字には18金をあしらった。風貌全体に再結晶ブルーサファイアを用いて、宇宙から見た地球の青さを表現している。

 ベゼルやケース、バンドには耐擦傷性が高いDLCコーティングを施し、裏ぶたにはシリアルナンバー付きの彫刻バックを採用し、スペシャルモデルらしい仕上げとなっている。

 「OCW-G1000」と同様に(参考記事)、GPS電波と標準電波を受信して世界中どこでも自動的に時間合わせができる機能や、2都市の時刻を同時に表示する「Dual Dial World Time」機能を備える。

OCW-G1000Sの仕様

Made in Japanがデザインテーマ、「MR-G」バーゼルスペシャル

MRG-G1000RT

 「MRG-G1000RT」は、G-SHOCKの最上位シリーズである「MR-G」の特別仕様モデル。世界限定100個が販売される。

 ベースモデルとなっているのは、最新のMR-G「MRG-G1000」。GPS電波と標準電波を受信して世界中どこでも自動的に時間合わせができる機能を持っているほか、2都市の時刻を同時に表示する「Dual Dial World Time」機能を備えている。

 MRG-G1000RTのデザインのテーマとなっているのは「Made in Japan」。日本伝統の技の代表である、日本刀にみられる「にえ」をイメージして表現し、ベゼルやメタルプレートには再結晶化処理を施した強硬度の64チタン合金を用いた。また、見る角度によって印象が変わる藍色をブルーのDLC処理※で実現し、フロントビスや文字盤のインデックスにゴールドを採用、日本の伝統工芸の色彩を表現したモデルに仕上がっている。

※DLC処理…… Diamond like carbon の略で、主に炭素と水素で構成される非結晶質のカーボン硬質膜を生成する処理。
MRG-G1000RTの仕様

64チタンを採用、硬度を高め軽量化した「GPW-1000T」のスペシャルモデル、「GPW-1000TBS」

GPW-1000TとGPW-1000TBS

 2014年7月に発売した、世界で初めてGPS電波受信機能と標準電波受信機能の両方による時刻取得システムを搭載した腕時計「G-SHOCK GPW-1000」(参照リンク)のバーゼルスペシャルモデルとして登場したのが、「GPW-1000TBS」だ。

 ベゼルに強高度・軽量な64チタンを採用することで、GPW-1000より重量を10%軽減したのが「GPW-1000T」。GPW-1000TBSでは、GPW-1000Tをベースモデルとして、ゴールドIP処理やブラックIP処理を施し、ヴィンテージ仕様に仕上げている。

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