おにぎりといえば、好みの具材をご飯の中に入れて、手で三角形に握ってできる食べもの。そのおにぎりに最近、革命がおこりました。
革新的なおにぎり――その名も「おにぎらず」。
えっ!? おに“ぎらず”!? そう、にぎらないおにぎりが登場したのです。
そもそも握らない「おにぎり」なんて、もはや「おにぎり」ではないんじゃないか……という意見がちらほらと聞こえてきそうではあります。まずは、この「おにぎらず」をよく知ってから、おにぎりか否かは判断することにしましょう。
「おにぎらず」とは、のりにごはんと具材をのせて、のりの四隅を折って四角にした食べ物です。文字どおり、握らないおにぎり。見た目はどことなくラン●パック……。
そして、この「おにぎらず」はご飯をこぼすことなく食べられるということで、最近は小さい子どもを持つご家庭で大人気なのだそう。
実はこの「おにぎらず」、人気料理マンガ『クッキングパパ』(講談社刊)の22巻で「超簡単おにぎり」として紹介されたレシピなのです。
「おにぎらず」は、作るのがとっても簡単なのも人気の秘けつです。しかも、にぎらないので手が汚れない、炊きたてのゴハンでも「アチチ」ってなりません。
では、早速レシピを紹介します。
【材料】
【手順】
これでおにぎらずの完成です。めちゃくちゃ早いし、簡単だと思いませんか?! 1人暮らしの学生や社会人でもお昼のお弁当としてピッタリです!
また、おにぎりと違い、「おにぎらず」ではどんな具材でもそのまま入れることができるので、気分に合わせて好きな具材を好きなだけ入れられます。食べることが楽しくなるスパイスも「おにぎらず」は兼ね備えています。ただ、お弁当として持って行く場合には「水気の多いものは避ける」「ご飯と具材を十分に冷ます」など、衛生面での配慮はお忘れなく。
そんないいことづくしの「おにぎらず」、早速、明日のお弁当にいかがですか?(山田裕規)
「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」をテーマとした、食べもの付きの月刊誌。毎月異なる食材を取り上げ、その食べものに関連のあるできごとや社会問題を解説します。職の安全、TPP、水産資源の減少――聞いたことはあってもなかなか馴染みがないのが現状です。
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