オメガ、欧州宇宙機関との共同開発モデル「スピードマスター スカイウォーカー X-33」を発表

» 2014年12月26日 16時00分 公開
[Gressive]
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 1960年代から、オメガはNASAと強い結びつきを持ち、同局の宇宙ミッションや合計6回全ての月着陸任務に関わってきました。そしてオメガはこの度、欧州宇宙機関(ESA)によってテストされ、認定された新作のスピードマスター クロノグラフ「スピードマスター スカイウォーカー X-33」を発表します。オメガとESA はこのユニークな時計の開発に共に取り組みました。共同開発されたこのモデルは、同機関の宇宙飛行士に提供される標準装備機器の1つに加えられる予定です。

 オメガとESAとの関係についてオメガのステファン・ウルクハート社長は「ESAの仲間達が、“スピードマスター スカイウォーカー X-33”をテストして、彼らの宇宙有人ミッション用として認定してくれたことをとてもうれしく思っています。今回のできごとは、オメガとNASA宇宙プログラムとの長年の付き合いの延長線上にあります。ESAの技術力と実行力は非常に高く、それは最近話題になった、彗星探査機ロゼッタと着陸機フェラエ計画の成功が示しています。ですからESAの名前と認定印が、この象徴的な時計の裏に刻まれていることを誇りに思います」と述べています。

 「スピードマスター スカイウォーカー X-33」は5つの厳しいテストに合格しました。テストのカテゴリーは、宇宙放射線、減圧と加圧、発射時の宇宙船積荷の揺れを想定した強振動、遠心(5G〜7G)、真空温度(-45℃〜+75℃)の5つです。

 これらのテストは連続で行われ、テスト対象となる時計は常に観察され、それぞれのテストの前後には機能測定が行われました。

 宇宙飛行士のために特別に設計された「スピードマスター スカイウォーカー X-33」は、1998年に発表された「スピードマスター プロフェッショナル X-33」の進化モデルです。新しい「スピードマスター スカイウォーカー X-33」は、革新的なアップグレードを遂げ、進化したクォーツキャリバーで駆動。宇宙飛行士だけでなく、優れた多彩な機能を求めるすべての人のニーズにこたえられるよう設計されました。

 「スピードマスター スカイウォーカー X-33」は、温度補償回路を備えた多機能クォーツクロノグラフムーブメント、オメガ キャリバー5619を搭載しています。新しいX-33 モデルは、アナログとデジタルの両方の表示に加え、欧州宇宙機関によるテストと認定を受けており、宇宙飛行士ジャン・フランソワ・クレヴロワにより申請されたESA 特許をベースとして開発されました。


Speedmaster Skywalker X-33

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Ref. 318.90.45.79.01.001

ケース径:45mm

ケース素材:チタン

防水性:30m (100ft)

ブレスレット:グレード2とグレード5のチタン製

ムーブメント:クオーツ、Cal. 5619、クロノグラフ

仕様:マットブラックのセラミックベゼル、ブラッシュ仕上げのケース、裏にシーホース、TESTED AND CERTIFIED BY ESA の刻印、ESA テスト済、アナログ・デジタルディスプレイ、2年間の国際保証

アナログ機能:センター時・分・秒針

デジタル機能:時・分・秒(2 つのタイムゾーンと、協定世界時間)、3つのアラーム、クロノグラフ、カウントダウン、パーペチュアルカレンダー(日、曜日、月、年、週番号)

プロの宇宙飛行士機能:スペースミッションで使用されるMET 時間でのカウントダウン、カウントアップ

ブラック文字盤、緑に光る夜光塗料

価格:540,000円(税抜)


オメガに関するお問い合わせ先

オメガお客様センター

TEL:03-5952-4400


 ※ブランド時計+正規店検索サイト「グレッシブ(Gressive)」より転載


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