パテック フィリップ、創業175周年記念モデル「グランドマスター・チャイム 5175」

» 2014年10月31日 18時46分 公開
[Gressive]
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 パテック フィリップより、創業175周年を記念した同社の最先端の時計製作技術を結集した新しいマスターピースが発表されました。

 世界中の時計愛好家が待ちに待ったこの日、ついにベールを脱いだのは、グランドソヌリなど20もの複雑機能を搭載した驚異的な腕時計「グランドマスター・チャイム」(限定7本)をはじめ、「チャイミング・ジャンプアワー」(限定175本)、「マルチスケール・クロノグラフ」(限定メンズ1300本、レディース300本)、「ワールドタイム・ムーン」(限定メンズ1300本、レディース450本)、そして、レマン湖や湖畔の風景などジュネーブの美しい眺望を伝統の希少なハンドクラフトで表現したタイムピースの数々です。

 パテック フィリップではプラン・レ・ワットの本社を、8週間かけて壮大なイベント会場に設えました。世界16か国から300名を超えるプレスを出迎えたのは、175年間にわたり途切れたことのないパテック フィリップの歴史と時計製作史上の偉業の数々を紹介する華麗なプロジェクトマッピング・ショー。髭ゼンマイを模したスパイラルのモニュメントが設置された本社正面入口全体が巨大なスクリーンと化しました。

 フィリップ・スターン名誉会長とティエリー・スターン社長によるスピーチでは、パテック フィリップがこれまでの25年間で成し遂げたことの数々が紹介され、これからの25年間も独立した家族経営は決して変わらないこと、そして創業200年を見据えて今後もさらなる発展を遂げてゆくことが固い信念によって語られました。

 本社敷地内に建つ17世紀の館シャトーブランでは、ジュネーブ伝統工芸である七宝、彫金、ギョーシェ装飾など希少なハンドクラフトを駆使したタイムピースが合計40点展示され、極めて精緻な熟練の技をみせる職人たちのデモンストレーションに多くの来場者が魅了されました。別会場では、175周年記念モデルが展示され、開発者や時計師によるプレゼンテーションも行われました。

 パテック フィリップがこれまでに製作した最も複雑な腕時計で、開発と製作に7年をかけた「グランドマスター・チャイム 5175モデル」は、わずか7個のみが製作され、最初の1個は、ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムで2014年11月12日から来年2015年のバーゼルワールド直前まで開催される「パテック フィリップ175周年特別展」で一般公開されます。

 熱狂的なムードのなかで幕を閉じた10月13日の発表イベントの後も、パテック フィリップでは、5日間にわたり毎晩、VIP顧客や世界中の正規販売店など数千名を招いて記念パーティーが開催されました。


Patek Philippe Grandmaster Chime 5175

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Ref:5175

ケース径:47.4mm

ケース厚:16.1mm

ケース素材:ローズゴールド(全面に手作業による彫刻を施したリバーシブル・ケース)

ストラップ:ラージ・スクエアのハンドステッチ・アリゲーター(カラーはダークブラウン、パティーナ手仕上げ、全面に手作業で彫刻を施したソリッドゴールド折り畳み式バックル付

防水性:非防水(湿気・埃にのみ対処)

ムーブメント:手巻、Cal.300 GS AL 36-750 QIS FUS IRM、72時間パワーリザーブ、毎時25200振動(3.5Hz)、パテック フィリップ・シール

20の複雑機能

限定数:7本(うち一本はパテック フィリップ・ミュージアムに展示)


パテック フィリップに関するお問い合わせ先

パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター

TEL:03-3255-8109


 ※ブランド時計+正規店検索サイト「グレッシブ(Gressive)」より転載


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