ホンダ、第4期F1のパワーユニットを公開 2015年参戦に向け期待「マクラーレン・ホンダ」の復活、いよいよ

» 2014年10月01日 18時36分 公開
[Business Media 誠]

 本田技研工業(ホンダ)は10月1日、2015年のF1再参戦のため開発を進めるパワーユニット(エンジンおよびエネルギー回生システム)の画像を公開した。

photo 第4期F1のパワーユニット

 ホンダはエンジン供給メーカーとして、2015年シーズンよりF1(フォーミュラ・ワン世界選手権)に再参戦する。金融危機に由来する影響から、フルコンストラクターとして参戦していた第3期は2008年に撤退したが、近年F1のルール変更(小排気量ターボ化やハイブリッド/エコ技術の推進など)によりF1向けエンジンで開発した技術を市販車に生かしやすくなったことから、再参戦を決めた。第4期は、黄金期だった第2期(1992年まで)と同じマクラーレンチームと組み、「マクラーレン・ホンダ」が復活する。2014年10月現在、本格的なベンチテストの段階に移行し、パワーユニットの開発は佳境を迎えている段階という。

 新パワーユニットは、10月2日より行われる2014年のF1日本グランプリ(鈴鹿サーキット)の開催期間中、サーキット内に設営する同社ブースでも公開する。開発中のパワーユニットの最新映像とホンダサウンドが聞ける。映像は10月6日よりWebサイトでも一般公開する。

photo 第2期マクラーレン・ホンダの車両(出典:ホンダWebサイト「2014 FIA F1 世界選手権シリーズ 第15戦 日本グランプリレース」出展概要より)

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