超過酷「G-SHOCK GPW-1000の品質試験」に潜入“G-SHOCKスゲー”を再確認(5/5 ページ)

» 2014年08月09日 03時00分 公開
[青山祐介,Business Media 誠]
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タフネス性能も、より新しい試験方法や試験機とともに進化し続けている

 今回、こうしたタフネス性能に関する試験を説明してくれたのはカシオ計算機羽村技術センター 時計事業部品質保証部第二品質企画室の小山睦氏。品質保証部は単に開発過程にあるものを試験するというだけにとどまらず、より効果的で定性のある試験の方法や、試験機の開発も行っている。

 さらに、試験をする側の立場として、より高い試験基準をクリアするG-SHOCK、つまりもっと高いタフネス性能を持ったG-SHOCKが作れないかと企画・設計チームに提案することも多く、過去の製品の中にはそんな品質保証チームの提案から生まれた製品もあるという。

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 今回紹介したような過酷な試験を平気な顔してクリアするタフネス性能こそ、G-SHOCKの機能であり、価値である。新しいG-SHOCKが生まれるたびにエポックな機能が備わるが、G-SHOCKの本質であるタフネス性能も、より新しい試験方法や試験機とともに進化し続けているのである。

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