シチズン、シリーズ最薄+最速受信の最上位「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ F100」受信範囲は“空がある限り”

» 2014年07月16日 14時54分 公開
[岩城俊介,Business Media 誠]

 シチズン時計は7月16日、衛星電波ウオッチのフラッグシップ「エコ・ドライブ サテライト ウエーブF100」の発売日と価格を告知した。

photo 「エコ・ドライブ サテライト ウエーブF100」(CC2006-53E/18万円)

 発売は2014年10月10日。ラインアップは全3モデル。チタニウム(デュラテクト)ケース+シルバー文字板+チタニウムバンドの「CC2001-57A」は17万円(税抜、以下同)、チタニウム(デュラテクト、一部デュラテクトDLC)ケース+ブラック文字板+チタニウムバンドの「CC2006-53E」は18万円、チタニウム(デュラテクトDLC)ケース+ブラック文字板+ウレタン+チタニウムバンドの「CC2004-08E」は24万円(限定500本)。

photo 左からCC2006-53E、CC2001-57A、CC2004-08E(限定500本)

 サテライト ウエーブ F100は、世界最大級の宝飾と時計の見本市「バーゼルワールド2014」(2014年4月)で発表した同社光発電衛星電波ウオッチのフラッグシップモデル。高速なワールドタイム時刻受信性能とメタルケースによる美麗なデザインを実現した2013年発表の「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ・エア」(関連記事)に続き、今回のF100は衛星からの受信速度を最短3秒とより短縮させ、かつ全世界40タイムゾーンへ対応する進化を遂げた。衛星電波ウオッチとして世界最薄(2014年3月時点、同社調べ)とする厚さ12.5ミリを実現する。

 デザインも、チタニウムケースの特性を生かし、薄くエッジを効かせたケースをはじめ、文字板にも人工衛星の発電システムをイメージした未来的な意匠を取り入れた。光による発電量を7段階で表示し、発電量を把握できる「ライトレベルインジケータ」や、精度を月差±5秒に向上させた新ムーブメントも実装する。サイズは、45.4×12.5(ケース径×厚さ)ミリ。

photo 世界500本限定の上質仕上げ+ウレタンバンド仕様「CC2004-08E」(24万円)
photo ホワイト文字板モデル「CC2001-57A」。薄型ケースと、キラリと光るスパッと落とされた面、そこからバンドへ移るシャープなラインが美しい
photo 装着感はとても良好。厚さ12.5ミリと薄く、そして軽い。「スーツに合わせたいと考えるビジネスパーソンにはもちろん、F100はデザイン、機能、そして“ライトレベルインジケータ”など手で触れて操作していただく工夫で、機械式のような愛着も感じていただけるように仕上げた」(シチズン)
関連動画:定期的なバッテリー交換不要の光発電「エコ・ドライブ」を搭載するエコ・ドライブ サテライト ウエーブシリーズ。F100は、光発電エコ・ドライブならではの機能として、現在の光発電量がどれくらいかを視認できる「ライトレベルインジケータ」をシリーズとして初めて搭載した搭載した。文字板に当たる光の発電量のレベルを3針が7段階に示す。3針が独立して素早く動作する部分も技術の見せどころとのこと

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