大島優子も「ナニコレー!?」 新感覚の三輪バイク「TRICITY」に乗ってみた「ヤマハ・TRICITY」テストドライブ(1/3 ページ)

» 2014年07月15日 20時20分 公開
[八百山ゆーすけ,Business Media 誠]

 前輪2つ、後輪1つ──「何これ?」。これまでの“バイク”とはかなり違う斬新なスタイルのバイク、いや、“第3の移動体”が登場する。それがヤマハ「TRICITY」(関連記事参照)だ。バイクに関心がなかった人も、この従来のバイクとは似て非なるスタイルに「なんだこれは」と気になったのではないだろうか。

photo ヤマハ発動機が2014年9月10日に発売する三輪コミューター「TRICITY MW125」。カラーリングはブラック、マッドレッド、ホワイトの3色。価格は33万円(税抜)から
photo PRキャラクターには大島優子さんを起用し、「みんな、免許とろうよ」と訴求する。TRICITYをはじめて見た時の感想は、まさにCMのコピーのとおり「ナニコレー!?」という印象だったという

 ヤマハのWebサイト(関連リンク参照)やYouTube、テレビCMなどでも、大島優子さんが「ナニコレー!?」などと声を上げているが、このTRICITYは2つの前輪を備え、旋回時には車体の傾きに応じてリーン(傾斜)するヤマハ独自の「LMW(Leaning Multi Wheel)」と呼ぶ機構を採用した新感覚のバイクだ。

 このLMWは「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」という機構を組み合わせて実現する。2つの車輪を並行に保ちながら車体を傾けられ、かつ、車体の傾きや路面の凸凹に関わらず2つの車輪を常に路面に接地させることができるものだ。

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