「あのときは買えなかったが、今なら!」 ダイハツ工業が新型の軽オープンスポーツカー「コペン」を発表。2014年6月19日に発売した。
コペンは、2002年に登場したダイハツの軽オープンカーシリーズ。軽快な走行性能や電動開閉式ルーフなどの特徴を初代より引き継ぎ、さらに「感動の走行性能」「自分らしさを表現」といったテーマを今回の新型コペンに盛りこんだ。自動車の新しい価値や「クルマって楽しい」の面を同モデルで提案し、クルマ離れが叫ばれる若年層、および比較的時間と金銭面に余裕のあるアクティブなシニア層などを中心に市場拡大を図る。
機能面では、骨格と樹脂外板で構成する「D-Frame(ディーフレーム)」と、内外装を容易に着脱できる「DRESS-FORMATION(ドレスフォーメーション)」と呼ぶ新設計の構造を採用した。高い剛性を確保し、かつサスペンションやパワートレーンの専用チューニングを行うなどのスポーツカーに求められる走行性能を、そして内外装のデザインカスタマイズとともに、購入後もオーナー自身で外装変更できる新たなカーライフ提案の仕組みを両立した。
デザインモデルの一例として、スポーツカーとしての躍動感や華麗さを表現した「コペン ローブ」、ツートーンカラーで新ジャンル感やアクティブ感を表現した「コペン Xモデル」を掲示。トランスミッションはCVTか5速MTを選択可能。CVT仕様のコペン ローブで179万8200円からとするリーズナブルな価格帯も実現した。
コペンオーナー向けの「コペンファクトリー」(生産工場)見学特典や、オーナー向けの交流ショップ「コペンサイト」の設置、オープンカーライフを楽しむためのメーカー直営拠点「ローカルベース」など、オーナーないしオーナー予備軍に向けたオープンカーライフスタイル提案のための活動も推進する。
エンジンは658ccの水冷直列3気筒ターボ(KF型/無鉛レギュラー)。最高出力は47kW(64馬力)/6400rpm、最大トルクは92Nm/3200rpm。駆動方式はFF、トランスミッションはCVTか5速MT。燃費公称値は25.2km/L(JC08モード CVT構成時、MT構成時は22.2km/L)。サイズは3395×1475×1280(全長×全幅×全高)ミリ、車両重量は850キロ(MT構成時)。
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