この価格でこの味が──コンビニエンスストアの独自商品が活況だ。とろけるシュークリーム、ロールケーキなどのスイーツ、100円台のレギュラーコーヒー、ほか品質にこだわった食パンやレトルトパウチ食品など、これが食べたい、飲みたいのでコンビニへ行くという新たな客層を開拓した。この流れに、新カテゴリ「アイス(氷菓)」が加わる。
赤城乳業とセブン&アイ・ホールディングスは4月15日、共同開発商品「セブンプレミアム スイーツなガリガリ君 ミルクたっぷりとろりんシュー味」を発表。2014年4月22日より全国のセブン-イレブン(約1万6300店)と東京、神奈川、千葉、埼玉のイトーヨーカドー(対象113店)で販売する。価格は138円(税抜)。
セブンプレミアムとして展開するセブン-イレブンの人気スイーツ「ミルクたっぷりとろりんシュー」の“カスタードがとろける感”をガリガリ君で楽しめるよう、ミルクカスタード味のソース、生クリームを配合したミルクカスタード風味のかき氷、シュー皮風味のアイスキャンディを使用し食感と味付けを工夫した。棒に「当たり」が出たら、(ガリガリ君単体ではなく)セブン-イレブン店舗で「ミルクたっぷりとろりんシュー1つ」と引き替えられる。
ガリガリ君シリーズは、赤城乳業が展開する氷菓。ベーシックなソーダ味、ヒットした「梨味」「コーンポタージュ味」ほか、「ナポリタン味」「シチュー味」など意外な組み合わせと味、そして“攻め”の姿勢に、味はともかくもファンが多く、普段コンビニを利用する大人層にも受け入れられている。
コンビニとコーヒーとスイーツ、そしてアイス。……これからの季節、コンビニへ行こうと思わせる魅力がまた1つ増えそうだ。
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