セイコーウオッチは3月27日、宝飾と時計の見本市「バーゼルワールド2014」で1960年代の傑作モデルを復刻した「グランドセイコーヒストリカルコレクション GSセルフデーター 限定モデル」を発表した。発売は2014年6月7日より順次、価格は35万円から。
「GSセルフデーター」は手巻き機械式ムーブメントを搭載する1967年発売のモデルで、グランドセイコーの2世代目として、初代にはなかったデイト機能を追加し、防水性能を3気圧から5気圧防水に向上させた。今回の復刻モデルは登場当時のデザインを忠実に再現し、ムーブメントは現代に沿う年差±10秒の「9Fクオーツ」を採用する。ケースサイズは37.2×10.5(ケース径×厚さ)ミリ。バンドはクロコダイルレザー(付け替え用ステンレススチールバンドも付属)。10気圧防水、JIS耐磁時計1種準拠の耐磁性能を備える。
もう1つは、現代の市場ニーズに沿い、GSセルフデーターのデザインを現代ふうにアレンジした「GSセルフデーター 限定モデル(現代デザイン)」。ムーブメントに平均月差±10秒、最大72時間動作の自動巻スプリングドライブ「9Rスプリングドライブ」を採用する。
復刻モデルに対しケースサイズを少し大きめの39.9ミリ×13.2(ケース径×厚さ)ミリとし、シースルー仕様のケースバックを採用する。ステンレススチール(SS)ケース×ブルー文字板×SSバンドのSBGA103(57万円)、SSケース×シルバー文字板(復刻色)×クロコダイルレザーバンドのSBGA105(57万円)、シルバー文字板×プラチナ950素材のケースを採用した上級モデルSBGA107(300万円、限定50本)を用意する。
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