セイコー、第2世代「アストロン」投入 より小型化+クロノグラフを搭載BASEL WORLD 2014

» 2014年04月01日 02時29分 公開
[Business Media 誠]

 セイコーウオッチは3月27日、宝飾と時計の見本市「バーゼルワールド2014」でGPSソーラーウオッチ「アストロン」第2世代モデルを発表した。

photo 「アストロン」第2世代モデル

 第2世代アストロンは、2012年モデル比で約30%の小型化を、かつクロノグラフ(ストップウオッチ機能)の搭載を実現し、操作性を大きく向上させた。限定モデル1機種を含む全9機種を用意し、2014年9月下旬に発売する予定。価格は16万5000円から(税抜)。

 アストロンは、世界初のGPSソーラーウオッチブランドとして、ボタン操作1つでGPS衛星からの信号を取得して位置を特定し、現在地の時刻をすばやく表示できる機能が大きな特徴。原子時計に基づく精度の向上に加え、ソーラー充電機能により定期的な電池交換の必要がない利便性の高さを特に強く訴求する。第2世代は約30%の小型化、5分の1秒計測クロノグラフ機能、操作性を向上させた電子式りゅうずとボタンの採用、質感をより高めた文字板、ケース、バンドの採用などを進化のポイントとする。

 ケース素材は、ビジネスシーンを想定したチタンモデル、スポーティな印象のステンレススチール(SS)の2種類より、バンドもチタン/SSに加え、強化シリコン製バンドのモデルも選択できる。サイズは、44.6×13.3ミリ(ケース径×厚さ SBXB001を除く。SBXB001は55×13.3ミリ)。

photo 写真左から、チタンケース、チタンバンド、ブラック文字板の「SBXB003」(22万円)、SS(ブラック硬質コーティング)ケース、シリコンバンド、ブラック文字板の「SBXB017」(16万5000円)

 第2世代モデルの発売を記念し、限定7000本の「アストロン2014限定モデル」も用意する。アストロンブランドとして初となるホワイトの文字板を採用し、ベゼルにはセラミックス素材特有の質感を表現する12面カットを施す。セラミックスパーツを組み合わせた特別仕様のチタンバンドに加え、クロコダイルレザーの付け替えバンドも付属する。価格は30万円。

photo 7000本限定の「SBXB001」 ダイヤシールドチタンケース、チタンバンド+クロコダイルレザーバンド(交換用)、ホワイトダイヤル仕様で価格は30万円

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