スバル、世界一クルマに厳しい日本人のためのスポーツツアラー「LEVORG」東京モーターショー2013(2/2 ページ)

» 2013年11月20日 13時15分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
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 レヴォーグのために新開発した1.6リッター直噴ターボDITエンジンは、最高出力125キロワット(170馬力)/4800〜5600rpm、最大トルク250ニュートンメートル/1800〜4800rpmを発生させます。スバル初となる直噴ターボ+アイドリングストップ機能によりJC08モード燃費でリッター17.4キロを実現、「1タンクで1000キロの走行が可能」(高速道路を時速100キロで定速走行した場合)と燃費性能でも自信を見せました。

 また2リッター直噴ターボDITエンジンモデルも用意しており、こちらの最高出力は221キロワット(300馬力)/5600rpm、最大トルク400ニュートンメートル/2000〜4800rpmを発生します。変速機には8段ステップ変速も可能なスポーツリニアトロニック(CVT)を組み合わせ、JC08モード燃費はリッター13.2キロです。

 そして、先進安全運転支援技術「EyeSight」はver.3に進化しました。自動ブレーキによる衝突回避もしくは被害軽減が可能な速度域を最大で時速約50キロ(相対速度)まで向上。ステレオカメラの視野角、視認距離も約40%拡大し、従来型よりも早期に横断歩行者や割り込み車両を認識します。また、ステレオカメラ画像のカラー認識化によって、先行車のブレーキランプの点灯を検出して、追従走行時の早めの減速が可能となりました。

 吉永社長が、「バージョン3は、これまでの『止まる』から進んで『まがる』制御にも対応しました。いよいよ自動運転の領域が近づきつつあります」というように、車線中央維持機能と車線逸脱制御を実現しました。このほか、AT誤後進抑制機能も初採用となります。

東京モーターショー2013でアンヴェール

LEVORG
LEVORG
LEVORG
LEVORG LEVORG発表のようす。レーザー光線でカウントダウンの後、円筒形の壁の中からLEVORGが姿を現しました。その後、巨大リフトでもちあげられ、ぐるぐると回されます
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