スマホアプリだけで海外旅行を楽しめるのか? 2泊4日のマレーシア弾丸取材(2/4 ページ)

» 2013年09月20日 07時00分 公開
[宮田健,Business Media 誠]

ネットがあれば何でもできる! 土地勘もなく散策してみた

エアアジアX 翌早朝、クアラルンプールに到着

 とうとう現地に着いた筆者は、まずはライフラインであるネット接続の環境を手に入れようと、SIMカードを売っている店を探します。これはまったく苦労することなく入手できました。何と入国審査ブースの手前に複数のお店があったのです。

 今回は現地のプリペイドSIMである、Maxis Communicationsの「HOTLINK」を25リンギット(約760円)で購入しました。(参考記事「海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル──「クアラルンプール」編」

エクスペディア ホテルの近くに来るとこんなプッシュ通知が

 LCC専用ターミナルからバス、MRT(クアラルンプール内を走る鉄道路線)を乗り継ぎ、今回予約した「コーラスホテル・クアラルンプール」に向います。驚いたのは、てくてくと歩いてホテルに向かっていくと、「ホテルの近くに来たよ」というプッシュ通知がくることです。そういえば飛行機の出発時間前にも通知が来ましたっけ。

 プッシュ通知をチェックすると、いまいる場所とホテルの場所が地図上に表示されています。スマホさえあればもう海外でも迷うことはなくなったのですね……。

 このホテル、適当に選んだわりには快適でした。すぐ近くに大きなショッピングモールであるスリアKLCC、そしてペトロナスツインタワーがあり、MRTの駅も近くとても便利。クアラルンプールはモノレールやMRTなど交通の便が非常によく、駅の近くならばどのホテルでも便利そうです。

エクスペディアエクスペディア (左)今回宿泊したコーラスホテル・クアラルンプール。現地に到着してみるとエクスペディアの画面に出ていたペトロナスツインタワーは合成であることが判明……(右)なかなか良い立地で便利、そして清潔な部屋でした

 さて、今回の取材の重要タスク、「明日のホテルの予約」です。が、やっぱり土地勘がまったくないまま予約するのは不安です。少しクアラルンプールを回ってから、便利そうな場所にあるホテルを選びたいので、まずは街を歩いてみたいと思います。

エクスペディアエクスペディア (左)クアラルンプールの代表的な建物、ペトロナスツインタワー(右)ペトロナスツインタワーに併設されているショッピングモール、スリアKLCCは高級なブランド店がいっぱい。今回は予算10万円なので何も買えませんけどね……
エクスペディアエクスペディア (左)少し歩くとこちらも高いクアラ・ルンプール・タワー。全高421メートルは東南アジアで一番高いタワーです(右)タワーの上から街を見下ろすと、新しい建物と古い建物が共存する街でした
エクスペディアエクスペディア (左)街の中はモノレールやMRTが通っており、移動は簡単です(右)クアラルンプール公園の噴水
エクスペディアエクスペディア (左)KLCC駅の近くにあるマレーシア国立博物館(右)マレーシア国立博物館では、マレーシアの歴史が学べる展示があります

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