――最後に改めて。柿原さんが思う、G-SHOCKの魅力って、どこだと思われますか?
柿原: 高級時計はいろいろありますが、ブランド力とかデザインとか、マーケティングとか、いろんなものを駆使して、みんな30万円、40万円以上のものを出しているんですよね。G-SHOCKも同じ手間をかけているはずで、商品の開発期間もそうだし、「これは」というポイントは突き詰めているのに、商品として世に出てくるときには、なぜか値段が非常に安いんですよね。高機能でも2〜3万円のものが多いですし。「これだけ手間のかかった、いいものなのに、それでもこんなに安いんだ」というのが、モノ好きの心をくすぐるんじゃないでしょうか。「このデザインがいい」「このポイントが突き抜けてる」といった高級時計の世界観がこの値段で楽しめる、というのがG-SHOCKの良さじゃないでしょうか。
2000〜2005年のころは自分自身G-SHOCKを買っていなくて、「もういいかな」って思っていたのが、なぜかまたG-SHOCKを“発見”し、ひかれるようになった。それはきっと、いろんな商品へのトライアルとか、難しいことへ挑戦し続けてきた、ものづくりの姿勢に共感するところがあったからなのだと思います。最近のG-SHOCKを見ているとね、「あの頃のワクワクが戻ってきた」って思うんですよ。
――ありがとうございました。
誠 Style 編集部では、取材を受けて下さるG-SHOCKファンの方を募集しています。取材時期は8月下旬〜9月上旬に都内での実施を予定しています。取材させていただいた内容は、G-SHOCK30周年記念インタビューとして誠 Styleに掲載される予定です。ご応募いただける方は、下のリンクをクリックして応募フォームからお申込みください。G-SHOCKをたくさん集めている、G-SHOCKが大好きだという方のご応募をお待ちしています。
→応募する
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング