極上のワイキキリゾート、何でもできるけど何もしない休日ヒルトンで「タイムシェア」(1/4 ページ)

» 2013年08月22日 07時00分 公開
[宮田健,Business Media 誠]

 1週間を一口として1つの部屋を共同所有し、割り当てられたポイントを使ってバケーションを楽しめる「タイムシェア」。この考え方は日本でも徐々に知られるようになってきた。タイムシェアを簡単に表現すると、別荘とホテルステイのいいとこ取りをした、もう1つの滞在スタイルだ。

タイムシェアで得られるものとは?

 別荘を購入した場合、いつでも滞在可能ではあるものの維持管理の手間が大変。着いたその日は掃除で終わってしまうだろう。だが、タイムシェアであれば購入した口数分の滞在が可能。通常のホテルよりも広めの部屋にフル装備のキッチンが用意され、宿泊するというより「暮らす」スタイルで利用ができる。

グランド・ワイキキアングランド・ワイキキアン (左)タイムシェアのリゾートならキッチンも完備(右)寝室の真横にバスタブがある豪華なつくり

 タイムシェアを提供するホテル/リゾートはいくつかあるが、「ヒルトン・グランド・バケーションズ」が展開するタイムシェアは土地付き所有権を購入するタイプだ。借地権を購入する期限付きのものと比べるとちょっと値が張るとはいえ、タイムシェアの権利は相続可能であり一生ものを超えた「資産」としての価値が高い。

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