――技術的に難しかったことはありましたか?
井上さん: 日本仕様はメートル表記ですが、海外仕様にフィート表記モデルがありますので、その兼ね合いですね。針位置は同じなのですが、針が動く幅が変わってきます。例えば、メートル表記だと千の位が0、1000、2000……1万と動きますが、フィートの場合は3万フィートとなりますので、千の位ではなく万の位となって0、1、2、3の4目盛です。
――実際に山に登ってみて、針の動きを楽しんでみたいですね。
井上さん: 今回発表したフラッグシップモデルのほかに、実は通常モデルも用意してあります(2013年9月発売予定)。機能面は同じ性能のものですから、アウトドアの実用時計としてガンガン使ってほしいです。
――仮に傷がついてしまっても、むしろそれが愛着になる、といった感じでしょうか。
井上さん: そうかもしれませんね。また、山に登らなくても高度計は2.5メートル刻みで反応しますので、東京スカイツリーに登ったり、地下鉄に乗ったりしても針の動きが楽しめますよ。
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