カシオ計算機が、「G-SHOCK」の30周年を記念して、現在30歳の社会人男性と、30年前に30歳だった社会人男性を対象にした意識調査を実施した。それぞれに「30歳の自分」を漢字一文字で例えてもらったところ、30歳男性は「耐」、60歳男性は「活」だった。
「社会人として『自立する』とはどのようなことですか?」と尋ねたところ、両世代ともに1位は「生活に必要な収入を得ていること」だった。世代の差が大きかったのは「一人暮らしをしていること」という回答で、30歳男性が41.4%だったのに対して、60歳男性は14.2%だった。
ちなみに、30歳時点での自立度を10点満点で評価してもらったところ、30歳の平均は5.5点、60歳の平均は6.5点だった。
また、「30歳時点での意識・考え方や行動」を聞いたところ、30歳男性では、「お金をより多く稼ぐ」(51.1%)、「計画的に買い物をすることが多い」(45.0%)、「健康を意識した生活をする」(53.4%)といった項目で60歳男性よりも回答が多かった。一方、60歳男性では「がむしゃらに働く」(51.1%)、「プライベートよりも仕事を優先する」(42.1%)、「男は仕事、女は家庭を重視する」(35.6%)といった、当時の世相を反映した結果が得られた。
30歳の社会人としての自身を漢字一文字で表現してもらったところ、30歳男性は「耐」「変」「進」「迷」「新」が上位5つとなった。60歳男性では、「活」「忍」「勢」「若」「忙」だった。
インターネットによるアンケート調査で、全国の会社員かつ正社員の男性が対象。30歳309人、60歳309人の618人から有効回答を得た。調査期間は2013年5月10日〜13日。
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