――御社の時計工場は、山形や中国にもあります。このタイ工場ではどのモデルを生産しているのですか?
狩佐須 もともとタイの工場は、G-SHOCKのメイン工場という位置付けです。山形工場ではオシアナスやプロトレック マナスル、MR-G、フロッグマンなどを生産していますが、それ以外のG-SHOCKとBaby-G、プロトレック、エディフィスのほとんどのモデルはここで手がけています。いっぽう中国ですが、全世界の約70%のメタル時計を中国華南地方で作っているという背景もあり、主にメタルのモデルと低価格モデルを生産しています。またG-SHOCKの一部のモデルも作っています。
――日系企業に勤め、G-SHOCKという商品を作るということは、従業員の人にとってはどんな印象ですか?
狩佐須 働いている人にとっては、自分が作ったG-SHOCKなどの商品がデパートの時計売り場にあり、それが世の中に認められていることが大きなモチベーションにつながると思います。私も例えばオシアナスのようないい商品が出るとうれしいし、その気持ちはみんな同じだと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング