G-SHOCKのふるさとを訪ねる――カシオタイ工場フォトレポートあの洪水から1年半(4/6 ページ)

» 2013年04月24日 11時30分 公開
[永山昌克,Business Media 誠]

圧迫テスト、水没……G-SHOCKのタフネス機能をチェック

 続いて、第二工場を見学した。ここでは部品のセットアップとケースの組み立て、クリーンルームでの時計の生産などを行っている。また、部品や製品の倉庫も完備する。

 倉庫の管理については、近々「フリーロケーション管理」と呼ばれる新システムを導入する予定だ。これは、新しく入ってきた部材の容量などを計算し、それを置く最適な場所をコンピュータが指示してくれるシステム。部材ごとに保管する棚が固定されている現在のシステムを改めることで、倉庫の生産性を30%アップできるという。

さまざまな場所から届いた部品を保管する倉庫
IQC(Incoming material QC)と呼ばれる部材の受け入れ検査
デジタルウオッチの組み立て工程
手作業でひとつひとつ丁寧に作られていく
徐々に完成が近づいてきたPROTREK
裏ぶたを取り付けられていくG-SHOCK
モニターを見ながら厳密な作業が行われる

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