誠世代の旅なら――香港の1日モデルコースを作ってみた旅好き女子・オノリョの香港リポート(3)(1/3 ページ)

» 2013年02月04日 14時20分 公開
[小野田涼子,Business Media 誠]

著者プロフィール:小野田涼子(オノリョ)

 スキあらば旅に出る、自他ともに認める旅好き&誠世代のアイティメディア社員。とはいえしがない会社員なので、週末や短い休暇を使った国内外の旅を無理しない程度の予算で楽しむ「ニッポンの会社員旅」を実践中。アイティメディア旅部部員にして、ONETOPI旅キュレーターの一員でもある。

 東京出身だが1人暮らし歴は長く、ソーシャルアパートメントにも興味アリ。こんな記事こんな記事も書いている。


 のんびり続いている香港リポート第3弾は、誠世代(まあアラサーともいう)の香港旅行の1日、と題してモデルコースを提案してみたい。ワイワイエネルギッシュなアジア旅とはまたちょっと違う、少しオトナ(?)な1日の過ごし方だ。

午前中は、太極拳でカラダごと目を覚ましてから

 中国、台湾、そして香港方面に旅をすると、早朝の公園や広場などで必ずと言っていいほど目にする「太極拳」。正直、年配の方向けのラジオ体操みたいなものだと思っていた。

 しかし今回太極拳の体験レッスンに参加してみたら、なにこれ、気持ちイイ! 朝の澄んだ空気の中で、小一時間ほど先生の動きをまねしながら、呼吸をゆっくり――。動きもゆっくりなのでなんだかそれなりのポーズが取れるようになる。体の硬い筆者は、ハワイの海辺でヨガ体験なんてものにも以前挑戦したが、まったくスムースな動きができずたった一度で挫折……。そんな筆者でも気持ちよくできたことに喜んでしまい、滞在中もう一度やりたい! と自主参加したくらい。

尖沙咀プロムナードで太極拳をする人たち。現地の方に交じって、外国人観光客も参加できる
太極拳マスターのウイリアム・ング氏は、とてもフレンドリー。自主参加の日はホテルのプールサイドでのレッスン。終了後の記念撮影にも快く応じてくれ、ビシッとポーズを決めてくれた

 太極拳体験は、香港政府観光局が週に数回、無料で開催しているクラスに参加するのがお勧め。当日その時間に行くだけで予約も不要なので、朝早く起きられたらチャンス! 主に尖沙咀プロムナードで行われているので、そのまま街歩きやショッピングにも繰り出せる。

 ショッピングにはまだ少し早いかな、と思ったら、そのまま散歩もよし。星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)で香港映画俳優や監督の手形を探しながら歩いたり、元気な人ならそのままさらにひとっ走り、旅ランも!?

そこかしこで記念撮影する人多し
ベタですが……ジャッキー・チェンの手形!
星光大道は長さ約500メートルほど。走ってる人もたくさんいる
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