レクサスISプロトタイプをロサンゼルスで試乗岡崎宏司のクルマ DE トリップ(1/3 ページ)

» 2013年02月01日 16時51分 公開
[岡崎宏司,LUXURY TV]
LUXURY TV

著者紹介:岡崎 宏司(オカザキ コウジ)

1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。

※この記事は、LUXURY TVより転載しています。


 次期レクサス ISのプロトタイプ試乗会がロサンゼルスで行われました。僕にとって、開発途上車両に触れることは珍しいことではありません。でも、そのほとんどはクローズドコースで行われるものです。海外テストでは一般路を走ることも多いのですが、いずれにしても個人的に依頼されるものであり、記事を書くことなど当然許されません。

 でも、今回のレクサス試乗会は、異色なことずくめでした。まずは「国際試乗会」であり、さまざまな国から多数のジャーナリストが招待されました。

 試乗車は、フルマスキングされていましたが、クローズドコースだけではなく、ロサンゼルスの街も郊外路も走ることを許されたのです。黒白の渦巻模様でフルマスキングされたクルマが連なって街を走る……。僕には初めての体験ですし、僕以外の人たちにとっても初めての体験だったと思います。

レクサスIS ISプロトタイプとの最初の顔合わせは、ロサンゼルス市内の広大な広場で行われました。後方に赤いパイロンが見えると思いますが、ジムカーナ的な走りでハンドリングやブレーキのチェックをします

 ここまでのことをして、国際試乗会を行ったのは、レクサスの次期 ISにかける期待が非常に大きいということでしょう。ちなみに、この試乗会は2012年11月に行われました。

レクサスIS それにしても念入りなマスキングです。じっと見ていると目が回りそう(笑)です。ほんとうです!
レクサスISレクサスISレクサスIS (左)まずは、チーフエンジニアのプレゼンテーションからプログラムは始まりました(中)テントの中に作られたプレゼンテーション会場です(右)同じテントの中で、ランチや開発者へのインタビューも行われました
レクサスIS いよいよ試乗開始です。パイロンコースと入っても広いので、スピードも出るし、かなりいろいろなチェックができます。

 全長、ホイールベース、全幅は、75ミリ、70ミリ、12ミリのプラス。全高は変わらず。これが次期ISのボディサイズですが、現行モデルより一回り大きくなっているということです。

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