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» 2013年01月28日 20時02分 UPDATE

セブン-イレブン、1杯100円のレギュラーコーヒー「SEVEN CAFE」全国展開へ

セブン-イレブン・ジャパンが、セルフサービス方式のレギュラーコーヒー「セブンカフェ」を全店舗で本格導入する。1杯取りペーパードリップの専用マシンを開発した。

[岡田大助,Business Media 誠]
SEVEN CAFE SEVEN CAFE

 セブン-イレブン・ジャパンが、セルフサービス方式のレギュラーコーヒー「SEVEN CAFE(セブンカフェ)」を全店舗で本格導入する。ホット、アイスとも1杯100円(ラージサイズは180円)。プロデューサーはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんだ。

45秒で1杯ごとに挽きたてのドリップコーヒーを提供

 セブンカフェでは、標高1000メートル以上の高地で栽培されたアラビカ豆4種類を厳選してブレンド。生豆の精製方法は、果肉や果皮を除去し、水に浸けて発酵させるウオッシュド(水洗式)を採用しており、この時点で未熟豆や死豆などを除外する。

 4種の豆のうち、2種類は「香り」に、残りの2種は「味」に特徴を持つものを選んだ。香りの豆は浅めに、味の豆はコクを出すために深めに焙煎する「ダブル焙煎」とした。なお、焙煎は味の素ゼネラルフーヅ(AGF)とUCC上島珈琲がエリアを分けて担当する。また、焙煎した豆は品質劣化を防ぐためにチルド(10度以下)で配送する。

 コーヒーマシンはセブン-イレブンと富士電機が共同開発したオリジナルの1杯取りペーパードリップマシンを使う。注文ボタンを押してから、コーヒー豆を挽き、蒸らし、抽出までにかかる時間は約45秒だ。全国で水の品質をそろえるために軟水フィルターを採用する力の入れようだ。

SEVEN CAFESEVEN CAFE

日本人の口にはペーパードリップコーヒーが合う

 2010年からセブン-イレブンのクリエイティブディレクションを務める佐藤可士和さんは、セブンカフェのプロデュースも担当する。試作品を飲んで「この品質のコーヒーを100円で提供できるのか」と驚いたという。

「『場所』を提供するものではないので、最初は『セブンコーヒー』というネーミングを考えました。しかし、コーヒーの上質さに触れ『カフェで過ごすような時間』を提案したいと思ったのです」(佐藤さん)

 セブン-イレブンでは一部の店舗(約2000店舗)で、エスプレッソコーヒーを提供する「バリスターズカフェ」を展開してきたが、今後、セブンカフェに置き換えていく。井阪隆一社長は「バリスターズカフェは若者を中心に好評だったものの、女性や年配の人に弱かった。北海道や秋田県、鹿児島県の約1000店舗でセブンカフェを先行導入したところ、30〜50代の女性に高く受け入れられた」とコメントする。

SEVEN CAFE 佐藤可士和さんと井阪隆一社長

 セブンカフェの導入スケジュールは、1月中に先行導入エリアの北海道や九州で2000店舗まで拡大し、2月までに九州地域(累計3700店舗)、3月までに関西・中国地域(同5500店舗)、7月までに首都圏・北関東(同1万2400店舗)、8月までに全国展開(同1万5000店舗)を予定する。

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