蒸留所の雰囲気で「ジャック ダニエル」はいかが――日本初のオフィシャルバー週末散歩

» 2013年01月23日 18時46分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
地下鉄「銀座一丁目」から徒歩1分のところにある「ジャック ダニエル リンチバーグ バレルハウス」

 好きなお酒は「ジャック ダニエル」――。そんな人にオススメのバーが、東京銀座にオープンする。

 お店の名前は「ジャック ダニエル リンチバーグ バレルハウス」。ここは日本初のオフィシャルバーで、ジャック ダニエルの味を楽しみながら製法や歴史にも触れることができる。期間は1月24日から3月22日まで。

 「ジャック ダニエル? モノは見たことがあるけど、飲んだことはないなあ」という人に、ここで簡単に説明しておこう。ジャック ダニエルは1866年、テネシー州リンチバーグで、米国第1号の蒸留所として政府に登録され、以来、独自の製法を守り抜いている。サトウカエデの木炭で原酒を一滴一滴ろ過する「チョコール・メローイング」製法で、ウイスキーを作り続けてきた。

 店内は蒸留所の貯蔵庫を模したデザインになっていて、ブランドカラーのブラッグを基調にしている。壁面には製法を表示したり、サトウカエデを展示するなどして、蒸留所の雰囲気を擬似体験できるようにした。ブラウン・フォーマン ビバレッジス ジャパンの坂本太郎支社長は「米国やオーストラリアでは大型トレーラーの中に“擬似リンチバーグ”を造って、ファンのところにジャック ダニエルを届けている。日本は銀座という地で商品の世界観を味わってもらえれば」と話した。

左から「ジャック ダニエル ブラック」「ジェントルマン ジャック」「ジャック ダニエル シングルバレル」

 お店では主力商品「ジャック ダニエル ブラック」に加え、「ジェントルマン ジャック」「ジャック ダニエル シングルバレル」を飲み比べたり、それぞれをストレートやロック、炭酸割り、カクテルなどさまざまな飲み方を楽しむことができる。シングルバレルについては、醸造責任者のジェフ・アーネット氏が選んだもので、「これはクリーミーな舌触りで、甘みとコクのバランスが取れている。初めてウイスキーを飲む人、長年にわたってウイスキーを楽しまれてきた人――両方に楽しんでいただければと思って、この樽を選んだ」(アーネット氏)

 とはいえ「ウイスキーはちょっと苦手……」という人もいるだろう。そんな人に、記者はこのお酒をオススメしたい。それは「リンチバーク レモネード」。ウイスキー独特の香りやアルコールの強さをあまり感じないので、抵抗なくお酒を楽しめるだろう。

 この週末に足を運ぶもよし。仕事が終わってから、ちょっと一杯もよし。たまにはオトナのお酒を味わってみてはいかがだろうか。

フードメニューも豊富。写真左は「リンチバーグ チーズステーキ サンドイッチ」、右は「リンチバーク レモネード」

店名「ジャック ダニエル リンチバーグ バレルハウス」

場所:東京都中央区銀座2-6-3

電話:0120-035-573

営業時間:平日17時〜22時、土曜13時〜22時、日曜13時〜21時。

予約:不可


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