東芝は、米国ラスベガスで開催中の2013 International CESにおいて、腕時計型のスマートデバイス「Computer Graphic Watch」を参考出品した。
Computer Graphic Watchは、盤面に200×320ピクセル、1.7インチのフルカラー有機EL液晶を採用している。時計の盤面を表示して通常は腕時計として利用できるほか、スマートフォンとBluetoothで通信し、電話やメールの着信を知らせたり、クラウド上にある情報を表示したりといったことができる。
重さは110グラムと見かけよりも軽いが、最大の課題はバッテリーのもちで、現状だと2日程度だという。
Bluetoothでスマートフォンとつながる腕時計は、カシオ計算機の「GB-5600AA」(参照記事)などいくつか出てきているが、これらとの違いについて担当者は「スマートフォンとつながる時計は他にもあるが、処理能力が高く、タブレットと同じような液晶を使っているのがポイント。(時計表示としては)アナログでもデジタルでもさまざまな画面を表示できるし、テキスト情報なども自由に表示できる」と話していた。
ビジネスシーンで付けられるメンズ用腕時計として2013年内の発売を目指しているが、価格などは未定。
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