エヴァグッズが2000点以上、展覧会「EVANGELION 100.0」が渋谷パルコに週末散歩

» 2013年01月11日 03時18分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
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 1995年10月にテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の放送が始まり、2012年11月の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開に至るまで、アニメファンのみならず社会一般に広く話題を提供してきた「エヴァ」。映像コンテンツの枠を飛び出し、さまざまなコラボレーションを生み出してきた。

 その歴史を振り返り、エヴァが社会に発信してきたグッズやサービス、キャンペーンを展示するイベント「EVANGELION 100.0 『モノ』と『コト』から解釈する もうひとつのヱヴァンゲリヲン」が、渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコ パート1 3F)で開催される。期間は2013年1月11日から21日まで、入場料金は一般500円だ。

evaevaeva アスカやレイの等身大フィギュアがお出迎え。展覧会場内は撮影禁止だが、「ロンギヌスの槍」と一緒に記念撮影できる

 すでに名古屋パルコ、梅田ロフトで開催された本展覧会は、各会場ともに1万人以上の入場者を記録する人気イベントとなった。100カテゴリーに約2000点のグッズなどを展示し、そのひとつひとつに解説を添え、エヴァが社会に発信してきたメッセージに新たな解釈を試みている。

evaevaeva 展示ナンバー「001」は、まさしく最初のグッズとなった初号機のガレージキット。ガイナックスのアニメーターが「作画参考」にした

 3回目となる渋谷パルコ版は、過去の2回よりも会場が広く、じっくり展示品を見られるようになった。1番から99番までの展示品は同じだが、100番目のコンテンツは渋谷オリジナルのものになっている。また、入場チケットは奇数日は主人公「碇シンジ」を、偶数日は「渚カヲル」を描く日替わりデザインだ。

 入場無料の併設ショップでは、渋谷限定商品や先行販売商品を含め、エヴァ関連グッズを最大級の品ぞろえで販売。購入3000円ごとに非売品のオリジナルカードを1枚プレゼントする。全12種+シークレット1種のカードをコンプリートするつわものは登場するだろうか?

evaevaeva (左)いまとなっては希少となったテレホンカード(中)日本を飛び出し、アジアや欧米でも人気となる(右)芸術作品も登場。こちらは使徒サキエルをステンドグラスにした土屋隆亮(PUCCI)さんの「INVOID」
evaevaeva (左)エヴァ芸人といえば、この人かも。桜の稲垣早希さん(中)ハローキティとのコラボ(右)フェンダーとのコラボは、Fender U.S.A.からのオファー。綾波レイをイメージしたストラトキャスターとテレキャスターが1本ずつ製作された
evaevaeva (左)三鷹市水道部の広報ポスター。意外なコラボで話題になった(中)(右)国立広島商船高等専門学校の生徒募集ポスター。国立の教育機関による異色の試みで、テレビ放映から17年経った今も教育機関とのコラボ事例はこれだけ
evaevaeva (左)コスプレ衣装からアパレルまで幅広いコラボをしたエヴァ。綾波モチーフの絵画はZOZOTOWNのクリエイティブ ディレクター、JUN WATANABEさんが本展覧会用に描いたもの(中)本誌のSUPER GTレポートにも毎回登場したエヴァンゲリオンレーシング(右)内覧会で唯一撮影NGだった100番目のコンテンツ。ご自身の目で確認してほしい

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