最高時速350キロ、ランボルギーニ アヴェンタドール ロードスターが日本初披露(1/2 ページ)

» 2012年12月14日 17時22分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 「ランボルギーニ史上、もっともエクスクルーシブ(最高級)なスーパースポーツカーを作れ。パフォーマンスを落とさずに、グラマラスなデザインを実現せよ」――これが伊アウトモビリ・ランボルギーニのエンジニア達に与えられたタスクだった。彼らは「アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター」をもって、これに応えた。

 2012年12月14日、東京・表参道に期間限定でオープンしている「クリスマスカフェ」で、1カ月前にイタリアで発表されたばかりのアヴェンタドール ロードスターが日本初披露された。世界中から引く手あまたの新モデルということもあり、1日限りの特別展示だ。

LP 700-4
LP 700-4LP 700-4LP 700-4 アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター

圧倒的な性能を持つオープンスーパースポーツカー

 静止状態から時速100キロまでの加速はわずか3秒、最高速度は時速350キロ。6.5リッターV型12気筒エンジンが生み出す、最高出力515キロワット(700馬力)/8250rpm、最大トルク690ニュートンメートル/5500rpmという大パワーは、シフト時間0.05秒という7速ISRトランスミッションや4輪駆動システム、プッシュロッドサスペンションを介してしっかりと地面に伝わる。

 シートのすぐ後ろにミッドシップに配置したV12エンジンサウンドが五感を刺激する。ハードトップを装着していても、パワーリアウインドウの開閉によってエンジン音の楽しみ方をドライバーみずからがコントロールできる。

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 まさに、同社が目指した「究極のドライビング体験と洗練されたスポーツカーの要素を完璧に両立させたコンバーチブル」といえるだろう。特徴的なのは、カーボンファイバーで作られた2枚の取り外し式ハードトップルーフ。その重量は1枚6キロ未満と超軽量で、取り外し時にはフロントトランクにぴったりと収納できるのだ。

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