2012年の日本カー・オブ・ザ・イヤー、マツダ「CX-5」に輝く

» 2012年11月29日 17時33分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」にマツダ CX-5を選んだ。同賞は自動車評論家などで構成される60名の選考委員の投票によって決まる。

CX-5 マツダ CX-5

 2012年2月に発売したCX-5は、同社の次世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新デザインテーマ「魂動(こどう)―Soul of Motion」を初めて全面採用したSUV。スタイリングイメージは「獲物に飛びかかろうとするチーターをほうふつとさせる、生命感と躍動感を研ぎ澄ませた」(マツダ)という。

 また、ガソリンエンジンだけでなく、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載するモデルも用意して注目を集めた。2.2リッター直4ディーゼルターボエンジンは、4リッターV8ガソリンなみの最大トルク420ニュートンメートルを発揮しつつも、JC08モード燃費でリッター18.6キロという好燃費を実現する。

 なお、CX-5は発売から約9カ月で年間販売計画(1万2000台)の3倍を超える、3万7000台を受注している。マツダ車の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞は2005年のマツダ ロードスター以来、7年ぶり4回目だ。

マツダ CX-5のグレードと価格
グレード 駆動方式 エンジン トランスミッション 価格 JC08モード燃費
XD(クロスディー) 2WD SKYACTIV-D 2.2 SKYACTIV-DRIVE(6速AT) 258万円 リッター18.6キロ
4WD 279万円 リッター18キロ
XD L Package 2WD 298万円 リッター18.6キロ
4WD 319万円 リッター18キロ
20C 2WD SKYACTIV-G 2.0 205万円 リッター16キロ
20S 2WD 220万円 リッター16キロ
4WD 241万円 リッター15.6キロ

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