AOKIの自転車通勤スーツ、ニット生地を使った2012年秋冬モデル

[岡田大助，Business Media 誠]

　AOKIは、自転車通勤用スーツ「LES MUES（レミュー） バイクライン」の2012年秋冬モデルを発売した。ニット生地を使って伸縮性を高め、動きやすさを向上した。価格は5万3000円。

　バイクラインは、2012年2月にスタートした自転車通勤専用モデル。動きにくい、汗や汚れが気になる、スラックスがすぐに傷むといった悩みを解消した。新たにスポーツ用衣料に使われるニット生地（ダブルジャージ）を採用したことで、縦、横、斜めに伸縮可能となった。背裏部分にも吸水速乾ニット生地を使って窮屈感を軽減した。

　ジャケットの襟裏にはリフレクターを張り付けてあり、夜間走行時には襟を立てることでクルマから発見されやすくなる。

　スラックスは、裾に向かって細くなるテーパードシルエットを採用し、チェーンに引っ掛かりにくくした。また、傷みやすい内股は当て布で補強してある。

　素材はポリエステル100％で、自宅の洗濯機やシャワーで洗えるウオッシャブル仕様。表面には撥水加工を施してあり、小雨程度ならはじく効果がある。デザインは段返りの3ボタンスーツで、従来の黒無地に加え、新たに黒のストライプと紺のストライプの3柄を用意した。