マツダ、「アテンザ」ワゴンが東京ミッドタウンに登場(3/4 ページ)

» 2012年10月26日 20時31分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

欧州車にも負けない、こだわりのインテリア

 エクステリアの特徴的なラインは、実はインテリアでも体感できる。ドアトリムにも動物のしなやかな筋肉のような盛り上がりがデザインされており、立体感のあるエクステリアとの一体感をもたらしている。

「新型アテンザでは、走る前に見て楽しく、乗って楽しく、降りてからも楽しいといったように、すべてがつながっていくことが重要だと考えました。そしてインテリアでは、思わず触りたくなる、さすりたくなるようなものを実現できたと思います」(鈴木さん)

アテンザアテンザ 写真は欧州モデル「Mazda6」のもの。ナビゲーションシステムの部分で日本仕様とはデザインが異なる(出典:マツダ)

 インテリアの質感向上に対するこだわりは強い。例えば、製造ラインに乗せる直前にもインテリアの仕様変更を行ったという。また、ダッシュボードを水平に貫く加飾パーツは、通常グレードにはダークメタル(黒)、L Packageにはボルドーメタル(赤)という2種類を用意する。このパーツは室内の質感向上だけでなく、高速走行時にドライバーに安定感や安心感を与えるという。

 また、フロントシートは新設計のものになった。運転時の腰のフィット性だけでなく、臀部のフィット性の向上のために臀部をサポートするプレートが加えられた。また、圧力を面で受けて効率的に力を分散し、シートバックから座面にかけてのホールド感を重視。クルマとの一体感が得られるシートを造り上げたのだ。

アテンザ 写真は欧州モデル「Mazda6」(出典:マツダ)

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