スバル レガシィ B4 DIT、その走りの実力は一級品岡崎宏司のクルマ DE トリップ(2/2 ページ)

» 2012年10月05日 13時26分 公開
[岡崎宏司,LUXURY TV]
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かなり攻め込んでも素直な身のこなし

 ちょっと残念なのは、トランスミッションがCVTという点ですが、日常的なパートスロットル領域の走りなら燃費重視の「I」モード、つまりインテリジェントモードでもレスポンスの遅れはあまり気になりません。時速100キロのエンジン回転数も約1700回転と低いので、ハイウエイクルージングも静かです。

 そして、CVTの制御モードを「S」、さらには「S#」モードに切り替えると、キックダウンのレスポンスもほとんど不満のないレベルになり、スポーツドライビングも楽しめます。

 フットワークもしっかりしていますし、AWDならではの安定性も確かなものです。かなり攻め込んでも素直な身のこなしは破綻しませんし、フラットな乗り心地も上々といえます。こうした走りの能力に見合ったブレーキが与えられているのも嬉しいことです。

レガシィB4 インテリアは、ディテールにもう少し高い精度感と、よりモダンなテイストがほしいといった印象です

 とにかく、B4 2.0 GT DITの走りの実力は一級品です。ただし、顔が二枚目と言い難いのが、ちょっと残念です。(文&撮影:岡崎宏司)

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