トヨタが考える超小型EVを使った新しい都市交通「Ha:mo」(2/2 ページ)

» 2012年10月01日 15時38分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
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超小型EV10台で乗り捨て可能なシェアリングサービス

 公共交通の最寄り駅と最終目的地との間の数キロ(ラストワンマイル)を超小型EVで埋めようという実証実験がHa:mo RIDEだ。

Ha:moHa:mo Ha:mo RIDE(出典:トヨタ自動車、クリックで拡大)

 実証運用では中京大学構内(2カ所)、名古屋鉄道浄水駅、愛知環状鉄道貝津駅の4カ所にEVステーションを設置し、コムス10台によるカーシェアリングサービスを行う。利用予約はスマートフォンを使い、ICカードを使った認証・開錠による無人貸出を可能にする。ワンウエイ(乗り捨て)利用もできるようにし、当初は中京大学の学生や職員100人程度からスタートする。

 将来的には、サービスエリアを豊田市中心部に拡げ、車両100台程度、ステーション10〜20カ所程度、会員1000人程度まで拡大して、有料サービスにする。また、ヤマハ発動機と連携し、電動バイクや電動アシスト自転車の導入も予定している。

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