ビー・エム・ダブリューは、新開発のV型8気筒エンジンを搭載する「BMW 650i クーペ」と「BMW 650i カブリオレ」を発売した。クーペの価格は1235万円、カブリオレは1330万円。
新たに搭載するのは、4.4リッターV型8気筒DOHCツインターボエンジンで、2基のターボチャージャーをV型のシリンダーバンクの間に配置した。最高出力は330キロワット(450馬力)/5500rpm、最大トルクは650ニュートンメートル/2000〜4500rpmとなり、従来型のV8エンジンに比べて性能が約10%向上した。静止状態から時速100キロまでの加速は4.6秒で、従来モデルから0.3秒改善している。
また、アイドリングストップ機構や「ECO PRO」モード付きのドライビングパフォーマンスコントロールなどを採用し、燃費は従来モデルに対して最大で25%改善したリッター9.6キロ(JC08モード燃費)となった。
なお、3リッター直列6気筒DOHCツインターボエンジンを搭載する「BMW 640i クーペ」(935万円)と、「BMW 640i カブリオレ」(1030万円)には、携帯型オーディオプレイヤーを接続できるUSBオーディオインタフェースとスピーチコントロール(音声入力システム)を標準装備とした。
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