スバル、レガシィのDITモデルにEyeSightを搭載

» 2012年09月04日 12時45分 公開
[Business Media 誠]

 富士重工業は9月4日、レガシィ ツーリングワゴンとレガシィ B4の両モデルで、運転支援システム「EyeSight(ver.2)」を搭載する新グレード「2.0GT DIT EyeSight」を発売した。価格は369万6000円(ツーリングワゴン)と353万8500円(B4)。

ツーリングワゴンB4 (左)レガシィ ツーリングワゴン、(右) レガシィ B4(出典:富士重工業、クリックで拡大)

 EyeSight(ver.2)は、2つのステレオカメラを使ったスバル独自のプリクラッシュセーフティシステム。カメラによって前方の障害物を発見し、衝突しそうになると自動的にブレーキを作動し、回避もしくは衝突被害の軽減を図る。また、前走車との車間距離を制御し、時速0キロから100キロまでの車速域で追従走行を行い、先行車が停止した場合には自動停止する「全車速追従機能付クルーズコントロール」も備える。さらに障害物を検知している状態では、ペダルの踏み間違いによる誤発進を防ぐ「AT誤発進抑制制御」も行う。

 2.0GT DITは、力強い加速性能と環境性能を併せ持つ2リッター水平対向直噴ターボエンジンを搭載するグレード。最高出力221キロワット(300馬力)、最大トルク400ニュートンメートルを発揮するエンジンに対応するため、トランスミッションも高トルク対応型リニアトロニック(CVT)と組み合わせている。

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