カーシェアリングのTimsPLUS、電気自動車「BMW ActiveE」を導入

[Business Media 誠]

　ビー・エム・ダブリューとタイムズ24は7月20日、電気自動車「BMW ActiveE（アクティブイー）」4台をカーシェアリングサービス「TimesPLUS」の車両として導入した。提供期間は2013年12月31日までの18カ月間。

　ActiveEは、1シリーズクーペをベースに開発した電気自動車で、2011年から全世界で路上での実証実験を行っている。TimesPLUSへの提供もその一環で、利用者から得られたコメントは電気自動車を中心とするサブブランド「BMWi」の商品開発にフィードバックする。

　電気モーターの最高出力は125キロワット（170馬力）、最大トルクは250ニュートンメートルで、最高速度は時速145キロ、静止状態から時速100キロまで9秒で加速する。また、リチウムイオンバッテリーのフル充電まで時間は240ボルトで約4〜5時間、110ボルトで約16〜20時間。航続距離は日常使用で約160キロとなる。これらのシステムと近いものが、2013年以降に導入予定の電気自動車「BMW i3」にも搭載予定だ。

　提供ステーションは、タイムズステーション有楽町イトシアActiveE（東京都、2台）、タイムズステーション池袋ActiveE（東京都、1台）、タイムズステーション横浜山下町ActiveE（神奈川県、1台）で、利用時間は8時〜20時。利用は通常のカーシェアリング車両と異なり、貸出と返却とも併設のマツダレンタカー店舗で行う。利用料金は400円／15分。