自転車通勤で危険な場所を調べてきたよ――夜間走行編ジテツウは安全なのか?(3/4 ページ)

» 2012年06月29日 08時00分 公開
[シックス・アパート 中山順司,Business Media 誠]

裏道は一長一短

 王子駅は通過せず、駅の手前で裏道に入る。暗さが増すものの、より直線的に走れるからだ。また、王子駅は自転車には走りにくい構造(変則的なカーブかつ車線が極端に狭い)になっていて、車両が「接触するんじゃないか!?」ってくらいに幅寄せしてくるので、個人的に嫌いな場所というのも理由にある。

自転車通勤

 これまでの大通りとはうってかわって車両が少なくなり、気分的にはリラックスできる。もっとも、車線は基本的に一車線になるし、道幅は狭いので、後方車両にちゃんと自分をアピールする工夫は必要だ。このへんは一長一短である。

 東十条と赤羽のあいだの環七通りを越えれば、まもなく赤羽だ。このあたりからやや疲れを感じ始める。

自転車通勤

 裏通りは終始こんな感じ。歩行者が予備動作なく目の前を通り過ぎたり、遠慮なく逆走してくる自転車がいたり、常に全方向に注意を払う必要はある。もちろん、あまりスピードは出せない。

自転車通勤

 赤羽駅周辺の飲み屋街をゆっくり走る。ほぼ歩行者天国状態で、ずらっと横一線に並んで歩いている人多し。空腹時にここを通るのはつらい。

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 赤羽を過ぎれば、地元の川口は目と鼻の先。勝手知ったる夜道を走って無事帰宅した。

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