日比谷交差点を左折し、大手町方面に北上する。もうしばらく皇居に沿って走り、大手町、小川町、御茶ノ水と直進していく。
都内の主要駅があるような場所なら、街灯と建物からの明かりのおかげで走りやすい。暗さから来るプレッシャーと不安はまったくない。ただ、「自転車にとって走りやすい=クルマにとっても同じ」なので、飛ばし過ぎないよう注意しよう。
御茶ノ水の手前の小川交差点で、たいやき屋に吸い寄せられる。自転車で通るたびに必ず立ち寄るお気に入りスポットで、疲れているときはじつに美味しいのだ。こういう道草が食えてしまうのが、自転車通勤のよいところ。
御茶ノ水を超えると、本郷三丁目、東大前、本駒込を順に通過し、駒込となる。ここもひたすら直線なので、まずまず走りやすい。ちなみに、筆者は自転車で走るルートがなるべく直線になるようにしている。最短距離を意識しすぎてひんぱんに曲がると、信号にひっかかりやすいし、そのたびにスピードダウンさせられてしまい、むしろ疲れてしまうのがその理由(これは好みの問題かも)。
大手町、小川町、御茶ノ水までは道も明るかったけれど、東大前を過ぎたあたりからぐっと街の灯が減る。常に後方の車両に意識を向けつつ、注意して走る。
駒込駅に到着。ここまで11キロなので、おおよそ半分来たことになる。昼間の駅前は人ゴミのせいでうっとうしく感じるけれど、夜間は明かりのせいで少しほっとする。信号待ちで一息つき、そのまま王子を目指す。
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