ランニング初心者向け、ランナーズウオッチの選び方もっと速く走れるようになりたい人に(3/3 ページ)

» 2012年05月01日 08時00分 公開
[Business Media 誠]
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実際にランナーズウオッチを付けてコースを走ってみる

 今回は、週末に皇居の回りを走っているグループに実際にSTW-1000を付けて走ってもらった。普段はグループの中の1〜2名がスマートフォンを腕に付けて走り、後でタイムを見るだけだという。複数名でペースを合わせて走っていることもあって、あまりタイムを気にして走ってはいなかったとのこと。

 決まったショートコースを何周も走る人はいいが、皇居の回り(1周約5キロメートル)のようにある程度全体が長めで、どこが何キロ地点か分からないコースを走る場合は、どこでラップタイムを計ればいいかがよく分からない。「ここの曲がり角」「この看板の前」などとコース上の目立つポイントをラップポイントに決めて、そこを通るたびにLAPボタンを押すようにしよう。面倒ならラップを刻まず、1周何分かだけ記録するのでもいい。

ランナーズウオッチ 皇居の回りを腕時計を付けてランニング。走る前には準備運動を忘れずに
ランナーズウオッチ 走り始めるとすぐに2人ずつ2グループに分かれてしまった。普段は一番ゆっくりな人に合わせて走っているそうだが、各自タイムが計れるならそれぞれのペースで走るのも良さそうだ
全員1周を28〜30分程度で走り終えた。両端は男性、中央は女性。STW-1000は男女どちらでも使えるサイズ
ランナーズウオッチ 今回は4人中3人にSTW-1000を付けてもらった。皇居の周りのコースを1周し終わったところで記念撮影。お疲れさまでした!

 大切なのは「走りっぱなしにせず、記録を取り、比較すること」。記録を比較することで、「前よりも速く走れるようになった!」とモチベーションが上がり、うまくタイムが伸びないときは「この区間をもっと頑張ろう」などと工夫がしやすくなるからだ。

 春は景色も美しく気候もいい、ランニングを楽しむのにはちょうどいい季節だ。スマートフォンアプリやランナーズウオッチなどを導入してモチベーションを維持しつつ、楽しくランニングを続けよう。

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