日産自動車は、ニューヨーク市のタクシーとして2013年後半から導入が決まった「NV200」を世界初披露する。ニューヨーク市内で行われるイベントでお披露目したのち、ニューヨークオートショー2012に出展する。
NV200は、現行タクシーと比べて乗客4人と荷物がしっかり積める、ゆとりのある室内空間を実現。乗り降りを容易にするためスライドドアや、乗降用補助ステップ、手すりを装備する。また、乗客用の電源コンセント(12ボルト)やUSBプラグ(2つ)も備える。
カルロス・ゴーンCEOは、「『NV200』次世代ニューヨーク市タクシーは、日産の商用車ビジネスにおけるグローバルな経験をベースとし、ニューヨーク市のタクシードライバーや利用者による改善要望を反映してデビューします。これまでにないレベルの革新性と快適性を、ニューヨークの日々60万人の利用者にお届けすることになります」とコメントを寄せる。
なお、日産では100%電気自動車の日産「NV200タクシー」の導入も計画している。そのため、日産リーフ(6台)と3基の充電設備を使ったパイロットプログラムを実施中だ。
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