米ホンダ、ラグジュアリーセダンの未来形を発表――RLXコンセプトはハイブリッドカー

» 2012年04月05日 15時05分 公開
[Business Media 誠]

 米アメリカン・ホンダモーターは、4月4日に開幕したニューヨークオートショー2012にコンセプトカー「RLXコンセプト」を出展した。これは、アキュアのラグジュアリーフラッグシップセダンのデザインの方向性を示すものだ。

ホンダ RLXコンセプトを披露する岩村哲夫 アメリカン・ホンダモーター社長(出典:本田技研工業、画像をクリックすると拡大します)

 デザインモチーフには、「ジュエルアイ LEDヘッドライト」を取り入れフロントデザインを印象付ける。このLEDヘッドライトは、市販モデルのRLXでは初採用となる。

 駆動方式は、2WDと4WDを展開する予定で、パワートレインもそれぞれに適したものを搭載するという。特に4WDモデルでは、NSXコンセプトにも搭載した高効率・高出力のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」に、次世代3.5リッターV型6気筒直噴エンジンを搭載する予定だ。

 ただし、NSXコンセプトがミッドシップエンジンで後輪を駆動し、左右の前輪にモーターを配置したのに対して、RLXコンセプトではフロントに置いたエンジンが前輪を駆動し、後輪をモーターで動かすという。このシステムの最高出力は370馬力以上になる。

ホンダホンダ RLXコンセプト(出典:本田技研工業、画像をクリックすると拡大します)

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