2011年11月、ウブロは世界屈指の高級自動車メーカーのフェラーリと共同記者会見を開き、正式にパートナーシップが成立したことを発表しました。この記者会見の5カ月後の2012年3月に開催されたバーゼルワールド2012において、ウブロは初のフェラーリウオッチコレクションを発表しました。
ウブロが独自で開発し、特許申請中の18Kマジックゴールド素材を初めて商品化した、完全自社製造のウニコ(UNICO)ムーブメント搭載の「ビッグ・バン フェラーリ」です。
まず、2005年の発表以来不動の人気を誇るビッグ・バンのデザインをベースとし、フェラーリらしく、よりパワフルでメカニカルな特徴を際立たせるためにと、通常のビッグ・バンより大きい直径45.5ミリのラージケースを採用しています。
サファイアガラス製のスケルトンダイアルを通して見えるムーブメントの迫力に見合う厚みのあるシリンダー状のベゼルや、そしてクルマのシートベルトの構造から着想を得つつ、フェラーリの細部の特徴を生かして独自に考案された、交換が容易なステッチ入りストラップなど、通常のビッグ・バンとは一線を画した魅力を感じさせます。
両社に共通するスポーティで高性能、革新的技術といったことはもとより、ウブロとフェラーリのDNAや特徴を細部に至るまで体現したビッグ・バンフェラーリは、遊び心と機能美を併せ持ったスペシャルなモデルです。
ダイアルの9時位置には、フェラーリの象徴である跳ね馬のレリーフが控えめながら存在感を醸し出しています。また、3時位置の60分計は黄色でハイライトしたカレンダー表示を備え、針とインデックスのデザインはフェラーリのダッシュボードの各メーターからイメージするなど、ウブロのダイナミックな特徴に忠実でありつつ、イタリアのモータースポーツにおける高い技術革新を見事に融合しています。
ウブロの自社開発ムーブメントであるウニコは、フェラーリのV型12気筒エンジンと共通点があります。それは一方はクルマのエンジン、もう一方は時計のクロノグラフムーブメントではあるものの、いずれも自社開発であるという点です。これが、ビッグ・バンフェラーリモデルにウニコを搭載することになった理由です。
このウニコムーブメントは、ウブロの自社工房内でデザインから開発、製造まですべを行いました。ビッグ・バン コレクションにウニコムーブメントを搭載するのはこれが初めてです。
330個以上のパーツで構成するオリジナルムーブメントは、1時間当たり2万8800振動。コラムホイール式クロノグラフ、ダイアルサイドのデザイン、そしてフェラーリのホイールリムのデザインを取り入れたローターなどが特徴です。パワーリザーブは約72時間、防水は10気圧(100メートル)です。
そして極めつけの特徴は、ウブロがEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)と共同開発した世界初の新素材、マジックゴールドをこのモデルから採用したことです。マジックゴールドはウブロ工房内の専門部門で開発に成功し、3カ月前に発表されたばかりの耐傷性を備えた18Kゴールドです。
ウブロがこれまで培ってきたさまざまな革新がビッグ・バンフェラーリに生かされることでモータースポーツ界との提携という事実を証明し、同時にビッグ・バンが新たな形としてより斬新で、よりメカニカルな進化を遂げます。
ウブロジャパン
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