ランボルギーニ、後輪駆動のガヤルド スパイダーを日本初披露

» 2012年03月30日 18時58分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 ランボルギーニ ジャパンは3月30日、「ガヤルド LP550-2 スパイダー」を国内で初披露した。2011年12月に発売した後輪駆動のオープンスポーツカーで、4月からデリバリーを開始する。価格は2443万5600円。

ガヤルド ガヤルド LP550-2 スパイダー。イタリアのファッションブランド「ロベルト カヴァリ」による最新コレクションのファッションショーも行われた

 日本到着第1号となる黒いボディのガヤルド LP550-2 スパイダーのお披露目は、時折、突風が吹く春の嵐の中、東京・銀座にあるブルガリ ホテルズ&リゾーツ・東京レストラン「ラ・テラッツア・ラウンジ」で行われた。ビルの11階にある屋上テラスにガヤルドを大型クレーンで持ち上げたのだ。

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 5.2リッターV型10気筒DOHCエンジンが発生する最高出力は405キロワット(550馬力)/8000rpm、最大トルクは540ニュートンメートル/6500rpm。最高速度は時速319キロ、静止状態から時速100キロまで4.2秒、同200キロまで13.4秒で加速するパワーを、後輪でしっかり受け止められるようにチューニングしている。

 例えば、ダンパーなどの設定は全面的に見直し、ESPスタビリティコントロールシステムも後輪駆動に合わせて微調整した。空力面でも、パワーフローの変化に対応すべく調整している。また、スタンダードモードでは安定性重視になっている走行モードを「CORSA」にすれば、車両重量1520キロというボディ重量ともあいまって、大きなドリフトを許容する。

 4輪駆動モデルのガヤルドが「寛大で、多くのドライバーが自信を持ってスピードを出せるスポーツカー」(日本法人のエジナルド・ベルトーリ代表)だとすれば、ガヤルド LP550-2 スパイダーは、「テクニックのあるドライバーが、クルマの持つ能力を完全に引き出せ、オープンボディによるドライブの爽快感や楽しさを満喫できるスーパースポーツカー」だ。

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 ボディサイズは4345×1900×1184ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2560ミリ。足元はアルミ製ホイールに、19インチのピレリ Pzero 235/35ZR19(フロント)、295/30ZR19(リア)を装着する。

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ガヤルドガヤルドガヤルド ソフトトップ収納の様子(画像をクリックすると拡大します)

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